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ビッグマッチが目白押しの2013年師走の初日、大阪市内のIMPホールで中澤奨(23=大阪帝拳)がプロ2戦目を迎えた。「西の怪物」に注目が集まった。
初ダウン
油断大敵。序盤からスピードとパンチ力で圧倒した中澤だったが、1R終盤、不用意にバックステップを踏んだところにペッチャムナート(比)の右ストレートを被弾し、プロ2戦目で初のダウンを喫した。ダメージはなかったがアマチュア時代との違いを体感した。それでも、落ち着きを取り戻した中澤は2R、左ジャブ・フックを決めペッチャムナートをリングに鎮めプロ2戦目をTKO勝利で飾った。
経験を積みたい
「ちょっと油断しちゃいました」と照れ笑いを浮かべた中澤は「バックステップをしたところで足が揃いましたね。こんなことでは上に行ってもやられてしまうので今後気をつけます」と反省し「早くA級に上がってどんどん経験を積みたいと思います」と笑顔で会見を終えた。
悔しい
一方、悔しい敗戦となったペッチャムナートは控室に戻ると「倒したパンチは右ストレート。感触はあったが、効いているとは思わなかった」とダウンを奪ったシーンを振り返った。「倒されたパンチは左フックだったと思う、シャープで痛かったが記憶にない」とうなだれて会見場を後にした。