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今年4月、インドネシア・ジャカルタでWBA世界フェザー級スーパー王者のクリス・ジョンに挑むも、3R負傷ドローに終ったWBA同級4位の細野悟(29=大橋)が21日、オープン8回戦で約1年ぶりに後楽園ホールのリングに立った。
細野に対するのは、今年2月に同門で元日本王者の岡田誠一(大橋)を1RKOで破り、この試合で日本ランクを手にしたサウスポーの松田雄太(35=SFマキ)。
細野に対するのは、今年2月に同門で元日本王者の岡田誠一(大橋)を1RKOで破り、この試合で日本ランクを手にしたサウスポーの松田雄太(35=SFマキ)。
初回KOで細野が再起
岡田の借りを返すべく、細野は初回からプレスをかけると、松田をコーナーに追い込み右ストレートから左フックを炸裂。これで崩れ落ちた松田に自陣からタオルが投入された。剛打を爆発させた細野が、初回156秒で再起をはたした。
遅咲きの雄が引退を決意
試合後、敗れた松田は「初回に細野選手の頭が口に当たり、リズムが取れないままに終ってしまった。30歳を過ぎて、最後は世界ランカーと戦えて、悔いは残りますが充実感はあります。引退します」と決断を口にし、プロ8年の現役生活にピリオドを打った。松田の戦績は20戦9勝(4KO)9敗2分。
敵討ちじゃありません
一方、「試合内容にこだわったので緊張した」と話す細野は、「1Rで決めるつもりはなかったが、岡田さんに差をつけたかった(笑)」とおどけ、笑顔を見せた。満点の内容に言葉も弾む細野は、4度目の世界戦については「あせる気持ちはない」としたが、今年8月にWBC世界フェザー王座を再戴冠したジョニー・ゴンザレス(メキシコ)との対戦を希望した。
4度目の世界挑戦は…