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21日、後楽園ホールでは大橋ジム主催の「第46回フェニックスバトル」が開催され、日本ミニマム級王者の原隆二の3度目の防衛戦をメインに、世界ランカーの細野悟、井上世代の日本ランカー松本亮(19)、IBF世界ランカーの翁長吾央(33)、元日本王者の岡田誠一(31)と大橋ジムが誇る新旧の選手たちがリングで躍動した。
岡田誠一
今年2月に松田雄太(SFマキ)に初回KOで敗れ、8ヶ月ぶりのリング復帰となった日本スーパーフェザー級11位の岡田は、オープン8回戦でインドネシアのランカーと戦った。序盤はもたついたものの、3Rに入るとエンジンがかかり、最後は右で誘い、左ボディで仕留めKO勝ちを収めた。
試合後、岡田は「デビュー戦のような緊張感があった」と話し、ホッと一息ついた。「リズムを取り戻したくてじっくりと戦った。出来はまあまあの50点」。復活の手応えまでとはいかなかったようだが、やるべきことはできたと、安堵の表情を見せた。目標は「誰もなれるとは思っていないだろうが、世界チャンピオンのみ」と言い切った。岡田の戦績は21戦17勝(10KO)4敗。
試合後、岡田は「デビュー戦のような緊張感があった」と話し、ホッと一息ついた。「リズムを取り戻したくてじっくりと戦った。出来はまあまあの50点」。復活の手応えまでとはいかなかったようだが、やるべきことはできたと、安堵の表情を見せた。目標は「誰もなれるとは思っていないだろうが、世界チャンピオンのみ」と言い切った。岡田の戦績は21戦17勝(10KO)4敗。
翁長吾央
第4試合に登場した翁長は、前回6月の試合でIBFランカーを破り世界入り。地元・沖縄での試合が3戦続き、久しぶりのホール登場となった。元日本スーパーフライ級ランカー、宮森卓也(18古河)とのオープン8回戦に臨んだサウスポーの翁長は、宮森の右に左ストレートを合わせ、初回に3度ダウンを奪い圧巻のKO勝ち。
快勝に笑顔の翁長は「3Rまでに倒してやろうと思っていた。今まではメンタルの弱さに悩んだ時期もあったが、今は相手がどうじゃなく、しっかりと自分のボクシングをすれば結果は自ずとついてくると考えるようになった。ベルトを獲る準備はできている」と3度目のタイトル挑戦に向け意気込みを語った。翁長の戦績は25戦21勝(15KO)2敗2分。
快勝に笑顔の翁長は「3Rまでに倒してやろうと思っていた。今まではメンタルの弱さに悩んだ時期もあったが、今は相手がどうじゃなく、しっかりと自分のボクシングをすれば結果は自ずとついてくると考えるようになった。ベルトを獲る準備はできている」と3度目のタイトル挑戦に向け意気込みを語った。翁長の戦績は25戦21勝(15KO)2敗2分。
松本亮
井上尚弥と同世代、高校アマで活躍した松本は、前回6月の宮森卓也戦で日本ランクを手にし、今回はインドネシア国ランカーとのオープン8回戦となった。
松本は2R、ボディで相手のガードを崩すと、強烈な左アッパーをヒット。この一発で10カウントを聞かせ、無傷の9勝目(8KO)を上げた。試合後、「ようやく落ち着いてプロの戦いができるようになった。相手のことがよく見えていた」と喜ぶ松本は、同世代の活躍に刺激を受け「来年、チャンスがあれば日本か東洋太平洋を狙いたい」と欲もでてきた。
松本は2R、ボディで相手のガードを崩すと、強烈な左アッパーをヒット。この一発で10カウントを聞かせ、無傷の9勝目(8KO)を上げた。試合後、「ようやく落ち着いてプロの戦いができるようになった。相手のことがよく見えていた」と喜ぶ松本は、同世代の活躍に刺激を受け「来年、チャンスがあれば日本か東洋太平洋を狙いたい」と欲もでてきた。
スパー後の八重樫と井上
今回の大橋ジム興行を前哨戦として、12月6日には同ジムが誇るWBC世界フライ級王者、八重樫東(30)の指名挑戦者を迎えてのV2戦、そして日本ライトフライ級王座を返上した井上尚弥(20)のプロ5戦目での東洋太平洋同級王座決定戦と本番が控えている。新旧の選手たちが刺激を受けあう環境だけに、今後も大橋ジムの躍進は止まりそうもない。