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21日に東京・後楽園ホールで開催された原隆二(23=大橋)対國重隆(37=ワタナベ)の日本ミニマム級タイトルマッチの際、豪華な公開スパーリングが行われた。WBC世界フライ級王者の八重樫東(30=大橋)と、18日に日本ライトフライ級王座を返上したばかりの井上尚弥(20=大橋)が手合わせしたのだ。
実戦さながらのスパー
両者はジムメートでもあり、普段の練習時には何度も手合わせしている仲だが、この日は大勢のファンを前にしての公開スパーとなった。3分×3ラウンドの初回は井上が慎重に左ジャブをついて距離をコントロール。しかし、徐々に八重樫も距離を詰め、3回の終盤には強引に打ち合いを仕掛けて出た。井上もこれに応じ、最後は実戦さながらの激しいパンチの応酬となった。
スパー終了後
八重樫、井上とも12月6日、東京・両国国技館で次戦に臨む。八重樫はエドガル・ソーサ(メキシコ)を相手に2度目の防衛戦、井上は東洋太平洋王座の決定戦に出場することが決まっている。ギアを外した八重樫は「井上はまだまだ強くなるので応援してください」と自分のことを差し置いて後輩をPRしていた。その井上は「KOして1年を締めくくります」と堂々のKO宣言。12月6日、両国国技館のリングに注目したい。
12/6に並び立つ八重樫と井上