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15日にWOWOWで生中継されたフロイド・メイウェザー(36=米)対サウル・アルバレス(23=メキシコ)のWBA、WBC世界スーパーウェルター級王座統一戦を、12年ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(27=三迫)がスタジオで解説した。8月25日のプロデビュー戦後に日本、東洋太平洋ミドル級1位、WBCでも世界19位にランクされた村田は試合後、「良くも悪くもメイウェザーはメイウェザーでした」と感想を語った。
自分も
スピードとスキルで若いアルバレスを圧倒しながらも、ジャッジひとりが114対114のイーブンとつける2対0の判定勝ち。「僕は117対111でメイウェザーでした」と村田は自己採点を明かした。「メイウェザーは技術はすごいんですが、やっぱり攻めないので」とも。もし自分が戦うとしたらという問いには「来るところを相打ちするしかないんじゃないですか。スピードがありすぎて、それができないんでしょうが」と、打つ手なしといった様子だった。
採点表
ラスベガスの大舞台は村田自身が近い将来に目指すところでもある。「あの大舞台はすごいですよね。モチベーションが上がりました。
僕もあの舞台でやりたいですね」と笑顔をみせた。
WOWOW
村田は今週18日から25日まで、WBC世界バンタム級王者の山中慎介(30=帝拳)、WBC世界スーパーフェザー級王者、三浦隆司(29=帝拳)らと一緒に成田で走り込みのキャンプを予定している。プロ2戦目は12月挙行の線で進んでいる。