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5日、WBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔(井岡)が9月11日ボディメーカーコロシアム(旧大阪府立体育館)で元WBA世界ミニマム級王者、同級5位のクワンタイ・シスモーゼン(タイ)を迎えて2度目の防衛戦を開催する。試合6日前のこの日、報道陣を集め公開練習に臨んだ。
ミットでは、左右アッパーを意識
公開練習前に集まった報道陣に会見を開いた井岡は「体調はいいですよ」とリラックスした様子で答え「夏場の調整だったので、脱水症状を起こさないように、体力が落ちないように、食べて飲みながら、気をつけて調整をやりました」と猛暑の調整にも自信をみせた。
王者の風格
対戦相手の事を聞かれると「ビデオは見ましたけど、特に印象はないですね。格の違いをみせます」と王者の余裕を漂わせ「あと6日間やり残した調整をきっちり仕上げて試合に臨みます」とキャリア12戦中6戦を世界頂上決戦で戦ってきた風格をみせた。
KO宣言も
今回の試合のテーマを聞かれると「詰将棋のように、相手を追い詰めて、12Rずっとは僕の前で立っていられないようにします」とKO宣言し会見を終えた。
調整も万全
会見に同席した井岡一法会長兼トレーナーは「一翔についてはこの暑い中の調整やったからよう乗り越えてくれた。脱水症状だけ起こさん様に気をつけてやったな」と真夏の調整を振り返り「今回はKOを狙います、というかKOで終わるやろ」と絶大な自信をみせた。
軽快な動きをみせる井岡
会見を終えた井岡は日本バンタム級1位の川口裕(Gツダ)を相手に3Rのスパーリングを軽快な動きでみせ、5Rのミット打ち、5Rのサンドバック打ちを披露するとサウナスーツに着替え、サウナルームへ向かい汗を絞り出してこの日の練習を終えた。