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9月3日に香川県高松市のサンメッセ香川で行われるIBF世界スーパーフライ級王座決定戦で亀田大毅(24=亀田)と拳を交えるロドリゴ・ゲレーロ(25=メキシコ)が29日、都内の後楽園ホール展示場で予備検診に臨んだ。減量苦の大毅とは対照的に報道陣に笑顔を振りまいたゲレーロは「打ち合って会場を湧かせたい」と意気込みを語った。
予備検診
「コンディションは最高。チャンピオンになるために強い気持ちを持って戦う」――ゲレーロは淡々と、だが強い意志を感じさせる口調で宣言した。リーチで5センチのアドバンテージがあることが判明したが「それは重要なことではない。手が長くても背が高くても戦いには関係ないよ」と自ら体格面の優位性を否定した。リング上で答を出すのは左右の拳だけということなのだろう。
リーチが長い
ゲレーロは11年10月から12年2月までの4ヵ月間、IBF王座を保持していた元王者で、IBFルールに基づいた当日計量も経験している。「それほど多く食べられないけれど、別に問題はない。プレッシャーには感じていない」と気にした様子はなかった。5日後に迫った試合については「打ち合って観客を湧かせたい」と話した。
3兄弟同時世界王者はない
すでに亀田は3兄弟世界王者の快挙を成し遂げているが、今回の試合で大毅が勝てば「同時」という一文が加わることになる。このことに関してコメントを求められたゲレーロは「たしかに彼らは歴史をつくった」と認めたうえで「でも、『同時』は実現しない。私が勝ってベルトをメキシコに持ち帰るから」と返答した。
このあと両陣営は試合地の香川県高松市に移動。9月1日の調印式、2日の前日計量を経て3日夜、リング上で対峙する。
このあと両陣営は試合地の香川県高松市に移動。9月1日の調印式、2日の前日計量を経て3日夜、リング上で対峙する。
検診表