世界をとります

　東日本新人王の準準決勝行われた6日、後楽園ホールでは6月の月間賞の表彰式も行われた。

　6月の月間MVPに選ばれたOPBFスーパーバンタム級王者の和氣慎吾(26=古口)は、「初防衛戦だったが、相手の持つ上位世界ランクを狙うつもりで、挑戦者の気持ちで戦った」と6月10日に行われた菊地永太(真正)との初防衛戦を振り返った。
　また、10月14日にランキング1位のジュンリエル・ロマナル(比)を相手に指名試合を行うことを発表した。「2度目の防衛戦にきっちり勝って世界を目指したい」と抱負を語った。

　6月の新鋭賞に選ばれた松本亮(19=大橋)は「本当に嬉しいです。KOできなかったけど、次はKOで勝ちます」と照れくさそうに話したが「まずは日本か東洋太平洋をとって、絶対世界をとります」と力強くインタビューに答えた。

　敢闘賞に選ばれたチャーリー・太田(31=八王子中屋)は表彰式に出席できなかったが、代理でマイクを握った筒井マネージャーによると9月にニューヨークで試合が組めるように調整中とのこと。チャーリーにとっては2度目となる母国での凱旋試合が組まれる可能性が高まってきた。