3度目の対戦は…

　12日、後楽園ホールで開催される「Mega Fight Vol.48」の前日計量が都内JBCで行われた。セミファイナルに出場する、東洋太平洋女子ライトフライ級王者、柴田直子(32=ワールドS)、同級4位の小田美佳(29=宮田)に心境と意気込みを聞いた。

■東洋太平洋女子Lフライ級タイトルマッチ10回戦
王者・柴田 直子(ワールドS)VS挑戦者・小田 美佳(宮田)
■会場:後楽園ホール
■日時:7月12日(金)
■問合せ:ワールドSジムTEL.03-5242-0080 宮田ジムTEL.03-3693-1894

　王者・柴田直子は、アンダーの48.6kgで計量をパス。「今回減量はきつくなかったのでコンディションは悪くない。相手にも会って気合いが入ってきた。いつも通りにできれば問題無い。今回は楽しんでやりたいと思っている」と心境を話す柴田は、3度目の対戦となる小田選手について、「三回目なのでお互い分かっていると思う。相手の得意なパンチをもらわないように、自分のボクシングをするのが課題です」と明かした。

　続いて計量台に上がった、挑戦者・小田美佳はリミットの48.9kgでパス。「計量を終えてほっとしてます」と心境を明かす小田は、王者・柴田について「普段から練習やスパーを一緒にやっているが、いつも通り爽やかな感じでした」と印象を話すと「対策は向こうもしてると思うので、特にこれと決めず臨機応変に試合の中で動ければと思っています」と意気込みを語った。