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9日、WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(33=ワタナベ)が、5月のV7戦以降初めての練習を報道陣に公開した。この日が本格始動となった内山だが、すでにロードワークとフィジカルトレーニングは再開しており、「いつでも試合ができる」と好調さをアピールした。
練習前の会見
V8戦について渡辺均会長は「できれば秋、そして大晦日に繋げたい」と年内2試合の可能性も示唆。相手は未定ながら「内山に見劣りしないよう、無敗かそれに近い選手を選びたい」と希望した。
左がさらにパワーアップ
練習に移った内山は、ハイデル・パーラ(ベネズエラ)とのV7戦で痛めた右拳にまだ違和感もあり、右は大事をとって軽く、左を主体としたミット打ち、マススパーなど、計10R以上の練習で汗を流した。
マスの相手も左一本で
8月25日に村田諒太(三迫)、井上尚弥(大橋)とのビッグマッチを控えた同門の柴田明雄、田口良一にも刺激を受けるという内山は「選手は目立ってなんぼ。自分で道を切り開いてもらいたい」とエールを送り、「役立てることは何でもする。別の会場になるが、両方とも応援に行く」と先輩としてのバックアップを誓った。
日本のエースとして
渡辺会長から「日本のエースとして評価の高い試合をしてもらいたい」と求められた内山は「自分ではまだまだエースとは思っていないが、期待される以上そういった自覚も持っていきたい。『内山はやっぱり強いな』と思われる試合をする」と語り、最後に「日々精進、一日一日しっかりと練習に励む」とV8戦に向け力を込めた。
日々精進!