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約9ヶ月ぶりとなる試合日程が決定した粟生隆寛(帝拳)が、所属する帝拳ジムで会見・公開練習を行った。
対戦相手は未定だが、スーパーフェザー級ノンタイトル10回戦として7月13日(現地時間)にアメリカ・ネバダ州ラスベガスにて行われる。
対戦相手は未定だが、スーパーフェザー級ノンタイトル10回戦として7月13日(現地時間)にアメリカ・ネバダ州ラスベガスにて行われる。
囲み取材を受ける粟生
昨年10月にWBC世界Sフェザー級王座4度目の防衛に失敗し「一から出直したい…」と話した粟生は、ラスベガスでの武者修行を行うなど、いままでの経験を一から見つめ直し、この時を待っていた。
ジムに到着するやいなや記者団に囲まれた粟生隆寛。試合が決定した心境を問われると「良かったという気持ちはありますが、うかうかしてはいられないので、しっかり調整してアメリカでアピールのできる試合をするだけです。期間が開いた事については、ケガの事もありましたし、タイミングとしては良かったと思います」と話した。
ジムに到着するやいなや記者団に囲まれた粟生隆寛。試合が決定した心境を問われると「良かったという気持ちはありますが、うかうかしてはいられないので、しっかり調整してアメリカでアピールのできる試合をするだけです。期間が開いた事については、ケガの事もありましたし、タイミングとしては良かったと思います」と話した。
WOWOWの撮影風景
ラスベガスで試合を行うことについて粟生は、「ラスベガスは、スーパースターを見てきた場所なので、そこに立てるということで気が引き締まります。お客さんの目も厳しいと思うので、それに答えなきゃいけないというプレッシャーも大きいです」と明かした。
粟生隆寛(帝拳)
今日までの期間、海外での練習もこなしてきたと言う粟生。「海外での練習は、バランスや脚の運び方、脚のポジションなど、新しい発見がありました。世界戦をやり始めた頃からリズム感、距離感で気になるところはあった。これからは中間距離やもっと長い距離から、自分で組み立てるボクシングをやりたいと思っています。前回の試合でも、相手のパンチが見えている分、変に自信を持ってしまい近くに行き過ぎているところがあった」と話す姿は成長を感じさせた。
キレのあるシャドー
ベルト奪還についての質問に対し、「早ければ早いほど良いとは思いますけど、まずは、納得してもらえるような試合ができるように、しっかりと力を付けなければいけないと思います。フェザーでもスーパーフェザーでもチャンスがあればどちらでも挑戦したい」と意気込みを語った。
粟生の進化に期待
最後に、自分自身どのように成長を感じていますか?と尋ねると「どうですかね。その辺は試合で出てくるのかなと思います」と多くは語らず練習に向かった。