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WBC世界スーパーフェザー級王者、三浦隆司(29=帝拳)の初防衛戦が8月17日(日本時間18日)、メキシコのカンクンで行われることになった。21日、帝拳プロモーションが発表したもので、相手はWBC1位の指名挑戦者セルヒオ・トンプソン(29=メキシコ)。
セルヒオ・トンプソン
4月にガマリエル・ディアス(メキシコ)を4度倒して王座を獲得した三浦は、敵地での初防衛にも動揺した様子はない。会見に臨んだ三浦は「いつもと同じ試合のつもりです。挑戦のときと気持ちは変わりません」と話した。29戦25勝(19KO)2敗2分、KO率6割強のサウスポーの三浦に対し、右構えのトンプソンは29戦27勝(25KO)2敗と8割を超えるKO率を誇る。ホルヘ・リナレス(帝拳)に2RTKO勝ちした試合を含め目下13連勝、11連続KOと上昇気流に乗っている。そんな危険な挑戦者が相手に、トンプソンの地元カンクンで試合に臨むことになる。リスクの高い試合でもあるが、三浦は「(トンプソンは)パンチのある選手だが、自分の“ボンバー”の方が強い。レフトだけでなくボンバー・ライトも打ち込んでKOで勝ちたい」と意気込みを口にした。
今回はボンバー・ライトでKO
帝拳の浜田剛史代表は「トンプソンは三浦を右構えにしたような選手。ふたりともパンチがあるので、分かりやすい試合になるはず。どちらのパンチが強いか、どちらが打たれ強いか、そんな試合になると思う」と話す。
シャドーで汗を流す三浦
会見後、三浦はバランスを入念に確認しながらシャドーボクシングを行い、次いで葛西裕一トレーナーの構えるミットに重量感のある左右のパンチを打ち込んでいた。なお、三浦は海外の雰囲気に慣れるため23日から30日まで、米国ラスベガスでトレーニング・キャンプを予定している。
すっかり馴染んだボンバー!