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[ニュース]2013.6.11

村田が英語でスピーチ

 9日に渡米していたロンドン五輪ミドル級金メダリスト、村田諒太(27=三迫)が現地時間の10日、ロサンゼルスでトップランク社との契約に関する会見を行った。
ボブ・アラム氏の挨拶
 会見はビバリーヒルズ・ホテルで行われた。金メダリストの会見とあって日本からの3台を含め6台のテレビカメラが並び、記者も日米で合計50人ほどが集まった。
 81歳のボブ・アラム・プロモーターが最初に挨拶し、続いて村田を紹介。そのあとで村田とコンビを組むイスマエル・サラス・トレーナー(キューバ/米)が挨拶。さらに著名なカットマン、ミゲール・ディアス氏(亜/米)がマイクを握った。こうした流れを受け村田が挨拶に立った。村田はすべて英語で会見を行った。「今朝、起きてからきょうのスピーチの練習をしました。間違えたらごめんなさい」と断りを入れたあと、「きょうの会見を開いていただいたことをアラムさんに感謝しています。そしてメディアの皆さん、この場に来ていただきありがとうございます」と続けた。ここで次の言葉を忘れ、関係者に「カンペをください」と助けを求めると場内は笑いに包まれた。再びペースを取り戻した村田は「アラムさんとトップランク社と一緒に仕事ができることに興奮しています。世界チャンピオンになるために努力をします。ありがとうございます」と結んだ。
記者の質問に笑顔で答える村田
 現地の記者から「大金(契約金)を何につかう予定か」と質問が飛ぶと、村田は英語で「I have to ask my wife」(妻に聞かないと)と即妙な返答。記者や関係者の爆笑をかっていた。
 このあと村田はサラス・トレーナーらと10日中に合宿地のラスベガスに移動。8月下旬に予定されるプロデビュー戦に向けトレーニングを開始する予定となっている。
アラム氏も村田に期待

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