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今年の秋に本格始動する予定のAIBA(国際ボクシング協会)主催の新型プロボクシング(APB)の初興行は、7月19日の韓国・済州島で行われることに決まった。エキシビション・マッチとして行われる3分8ラウンドの試合には、アジア選手権王者、シン・ジョンフン(韓国)ら、リオ五輪のメダリスト候補たちが、出場を検討されている。
意外な近場で始まる『APB』
AIBAの担当広報によれば、済州島大会の後は9月にも、イタリア、メキシコ、ウクライナなどで、エキシビション・マッチの開催が計画されているという。
世界2位でWSBでも無敗のセルビー
出場候補にはアジア王者のシン・ジョンフン(韓国=世界選手権2位)、ウェールズが世界に誇るスイッチヒッターのアンドリュー・セルビー(イギリス=世界選手権2位)、兄弟メダリストに輝いたエスキバ・ファルカン(ブラジル=エスキバは村田諒太に決勝で敗れる)とフロレンティーノ・ファルカン(同)、WSB人気の高いイタリアの強豪、ドメニコ・バレンチノ(イタリア=09年世界選手権優勝)とクレメンテ・ルッソ(同)、重戦車のエリック・ファイファー(ドイツ)、勇猛なメキシカン・ファイターのフアン・ロメロ(メキシコ)とエリアス・エミグディオ(同)らの名が挙がっている。
伊達男としても人気のルッソ
2大会連続の五輪・銀メダリストであるルッソは、APB始動について「俺たちにとって最大の夢はオリンピックなんだ。その出場権をはく奪されないプロボクシング・イベントの登場には、かつてない可能性が秘められている」とコメントした。