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こどもの日の振り替え休日、家族連れのファンも集まった大田区総合体育館で、7度目の防衛戦に挑んだWBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志(ワタナベ)と挑戦者のハイデル・パーラ(ベネズエラ)が、試合後に会見を行った。
左ボディで撃沈
試合は5Rに豪快な左ボディをレバーに打ち込んだ内山の圧巻の勝利。危なげなくV7を達成した。
内山の会見
相手のジャブでスったという左目下の擦り傷、相手の頭に当たったと右拳を冷水に冷やしながらの会見となった内山は、「1〜3R、相手のノーモーションのジャブが結構入ってしまった。全然効いていなかったがイメージが悪いので、4Rから左右フック、ジャブを出したら相手が足を使い始めたので、嫌がっているなと…」と試合を振り返った。試合を決めた5Rについて、「左ボディは、狙っていたわけではなく、流れの中でうまく決まった。ボディに拳がめり込んで入った感触がした」話した。
厳しい自己評価
今夜の試合について、「今年のテーマはスタミナアップだったが今夜は試す前に終わった。相手のジャブをうまく捌けなかったのは、自分としては大きなマイナス点なので今夜の出来は40点」と厳しく評価した。
初黒星のパーラ
「本当に強かった」と大粒の涙を流したパーラは「経験の差があったから、こういう試合になったんだと思う」と下を向き「再戦の機会があればリベンジしたい」と言葉少なく会見を終えた。
世界王者として再戦か!?
試合後、ゲスト解説を務めたWBC世界同級王者・三浦隆司(帝拳)と内山が握手を交わし、両王者は統一戦に意欲をみせた。