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[動画・記者会見]2013.4.12

五輪金の村田がプロ転向

 昨年8月のロンドン五輪ミドル級金メダリスト、村田諒太が12日に都内で会見を行い、プロに転向することを正式に表明した。所属は三迫ジムで、練習環境やマッチメークなどを帝拳プロモーションズが側面からサポートしていくことになる。
マスコミも最大注目
 NHKをはじめ10台以上のテレビカメラが並び、150人近い記者や関係者が集まるなか村田は神妙な表情で登壇。三迫仁志会長、森田健JBC事務局長、帝拳ジムの浜田剛史代表とともに会見に臨んだ。「ボクシング人生の目的だった金メダルを獲得したあとは、もういいかなと考えたときもあったけれど、自分自身がボクシングを始めたころの夢を忘れて生きていっていいのかという思いも湧いてきた」と、まずは自身の口からプロ転向に至った経緯を説明した。昨年末に小学生を相手にしたテレビ番組に出演した際に子供時代の夢を追いかけることを決意したのだという。「プロに行きたいと思ったのは1月の中ごろで、すべてが整ったのはこの会見でのこと」と、諸々の準備に時間がかかったことも明かした。
ミドル級にはこだわらず
 そして「無謀な挑戦とか、やめておけばいいのにとか、そういう声もあるかもしれないけれど、挑戦することがいまの日本の力になれば嬉しい。難しい階級での挑戦は価値があると思っています。今後の自分のボクシング人生を楽しみにしています」と加えた。
 アマチュアのミドル級は75キロが上限だが、プロは160ポンド(約72.5キロ)と異なる。そのためプロでの適正クラスに関しては「スーパーウェルター級(約69.8キロ)からライトヘビー級(約79.3キロ)まで幅広く考えています」と話した。
所属先の三迫会長
 先々の展望について話が及ぶと、村田は素直に心情を明かした。「僕はまだトレーニングもそこまでハードに追い込んでいるわけではないし、プロで試合もやっていないので100パーセントの自信はありません。でも、自分にはできると思っています」
 プロ転向となると体重とともにルールや戦うラウンド数なども異なってくる。対応に時間がかかる可能性もある。「アマはポイントが主となる競技ですが、プロは負けていても一発でKOすればいいので、たとえばディフェンスでもブロックだけでなく他の防御も必要になると思います。12Rを動くスタミナとバランスも修正していく必要があると思います」と、具体的な重要点を挙げた。
三迫会長、JBC森田事務局長、帝拳ジム浜田代表と
 27歳でのプロ転向は決して早くはないだけに、7年や8年という長いスパンでプランを立てることは難しいといえる。その点は村田自身も承知している。「プロに向いているかどうかは2年もやれば分かると思います。その間には力のある選手とも戦うと思うので、プロで通用するかどうかはそのぐらい(の期間)が目安になると思います」
 プロでも中重量級は世界的に層が厚く、厚い壁が立ち塞がっている状況だが「オリンピックで金、プロでは世界チャンピオンという日本初のことにチャレンジします」と、新たな挑戦に胸を躍らせている。
プロのスタイルを模索中
 会見は45分に及んだが、村田は「いまは(プロ仕様の)自分のスタイルを探しているところです。でも、判定勝ちを狙うボクシングをするつもりはありません。誰にも分かるようなボクシングをするつもりです」とキッパリ言い切って会見を締めくくった。

 なお、村田は明日13日に三迫ジムで公開練習を行い、16日には後楽園ホールでプロテストに臨むことになっている。プロテストの模様は当日午後7時からフジテレビで生中継される予定だ。

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