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4月10日、後楽園ホールで開催されるWBA女子世界スーパーフライ級タイトルマッチ。決戦を目前に控えた5日、王者・山口直子(白井具志堅)と挑戦者ロレダナ・ピアッツァ(イタリア)が都内・白井具志堅ジムに報道陣を招き、公開練習を行った。
■WBA女子世界Sフライ級タイトルマッチ10回戦
王者・山口 直子(白井具志堅)VS挑戦者ロレダナ・ピアッツァ(イタリア)
■日時:4月10日(水)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:白井具志堅ジムTEL.03-5377-5535
■WBA女子世界Sフライ級タイトルマッチ10回戦
王者・山口 直子(白井具志堅)VS挑戦者ロレダナ・ピアッツァ(イタリア)
■日時:4月10日(水)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:白井具志堅ジムTEL.03-5377-5535
練習前の会見
王者・山口が最初に会見を開き、2度目の防衛戦に向け意気込みを語った。「体調はかなり良いです。最初から倒すつもりでいますから。試合のテーマは攻撃だし、自分の強さを100%発揮し、KOで世界タイトルを守ります」と豪腕娘の真骨頂を見せると気合いを漲らせれば、具志堅会長も「今回は試合までの調整期間が長かった。山口が言う通り、バッチリKOできるんじゃないかな(笑)。初防衛戦は緊張もあったが、期待して良いよ!!」と太鼓判を押した。
ボディブローを磨いた山口
会見終了後、山口はシャドーボクシングで身体を温め、同門の星野真央と2分×2回のスパーリングを公開した。山口はジャブでリズムを作り、圧力を掛け右ストレートを上下に打ち分け、左ボディ・右アッパーをパートナーに浴びせる。ここで星野もワンツー・左フックを返すが、山口はブロック・ダッキングでヒットを防ぎ、スピーディな動きを披露した。スパーでは長身の挑戦者ピアッツァを意識してか、山口は右ボディストレートを多様していた。
ピアッツァが登場
山口の公開練習が終わり、続けて挑戦者ピアッツァが会見を開いた。「10年にカロリーナと戦った時は調整不足だったが、今回はグッドコンディション!!ナオコ・ヤマグチとの試合はパワフルな戦いになる!!」と自信をうかがわせ、試合展開を尋ねられると「ナオコはベリーストロング!!パンチも多彩で、一発一発にパワーがある。しかし私はテクニックを見せ、クレバーに戦う。ナオコとのスペクタクルな試合に期待してほしい!!」と王者の破壊力を警戒するも、タイトル奪取を宣言した。
長旅の疲れを見せず
公開練習でピアッツァはスパーリングを行わず、オルソディーノ・トレーナーとのミット打ちを披露した。ピアッツァは163cmの長身を活かし、ロングレンジのワンツー・右ストレート・左フックを突き刺し、トレーナーのミットを跳ね上げて見せた。サンドバックに移ったピアッツァは、15秒間ワンツー連打でバッグを叩き、15秒間インターバルを取るサーキットトレーニングを繰り返し続け、コンディションの良さをアピールした。
山口に指導する具志堅会長
挑戦者ピアッツァの練習を視察した白井具志堅ジム・新井誠介トレーナーは「バランスも良いし、足も動く。ビデオで観るより素晴らしいボクサー。あの距離が問題ですが、山口はリーチがあり懐の深いタイプとスパーを積んできた。対策は十分だし、作戦にハマれば大丈夫でしょう!!」と勝利を確信し、笑みを浮かべた。
初防衛戦では強打が空転する場面もあったが、V2戦のリング、山口の豪腕はイタリアの刺客を粉砕することができるのか…。
初防衛戦では強打が空転する場面もあったが、V2戦のリング、山口の豪腕はイタリアの刺客を粉砕することができるのか…。