興毅、燃えるのは本番

　6度目の防衛戦を3日後に控えたWBA世界バンタム級王者・亀田興毅(亀田)が4日、都内で予備検診を行った。

■WBA世界バンタム級タイトルマッチ12回戦
王者・亀田興毅(亀田)VS挑戦者パノムルンレック・カイヤンハーダオジム(タイ)
■会場:大阪府ボディメーカーコロシアム
■日時:4月7日(日)
■お問合せ:亀田プロモーションTEL.03-5671-1333

　対戦相手が2度変更になるアクシデントもあったが、課題のサウスポー対策とコンディション作りも順調の様子で、興毅は余裕の表情で検診会場に姿を現した。

　検診終了後、会見を開いた興毅は「6度目の防衛戦だし、バンタム級にも慣れたよ。ウェイトも落ちているし、順調にきている。体温が35℃で低いけど、試合当日にならないと燃えないから!!」と笑顔を見せ、体調の良さをアピール。
　報道陣から挑戦者の印象を尋ねられ「パノムルンレックはスピードが無いから、スピードを活かしたパンチを入れたいな。俺はチャンピオンだから、良い勝ち方をするだけ」とタイトル防衛にはスピードがカギになると語った。

　最後に意気込みを求められ興毅は「去年はKOが無かったので、チャンスがあれば狙っていく!!いまは良いイメージしかないからな。そして力の差を見せ付け、4月7日は圧勝するよ!!」と浪速乃闘拳はKOによる会心の勝利を宣言した。

　また、同じ時間帯に挑戦者パノムルンレック・ガイヤオダーハンジム(タイ)もJBC関西事務局で予備検診に臨み、こちらも万全の体調であった。