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昨年10月8日の後楽園ホールは、国内中量級屈指の対戦カードが2試合組まれたことは、ボクシングファンの記憶に新しいところだろう。中量級国内4冠王者の湯場忠志(都城レオ)が、日本ミドル級タイトル防衛戦で、2011年新人王の佐々木左之介(ワタナベ)にまさかのノックアウト負け。そして、日本スーパーウェルター級タイトル戦では王者・柴田明雄(ワタナベ)に十二村喜久(角海老宝石)が挑み、善戦虚しく判定で敗れた。その二人が、明日スーパーウェルター級のリングで戦う。まさに復活を懸けた争い。19日、前日計量の会場となった都内にあるJBC事務局に両選手が落ち着いた様子で姿を見せた。
十二村喜久
■スーパーウェルター級8回戦の前日計量結果
■日本Sウェルター級3位
・十二村 喜久(角海老)
・69.8Kg
■日本ミドル級6位
・湯場 忠志(都城レオ)
・69.6Kg
計量を終えた十二村は「湯場選手は僕がデビューした時からチャンピオン。明日は胸を借りつもりで、いつもどおり全力で頑張ります」と笑顔で語った。
■日本Sウェルター級3位
・十二村 喜久(角海老)
・69.8Kg
■日本ミドル級6位
・湯場 忠志(都城レオ)
・69.6Kg
計量を終えた十二村は「湯場選手は僕がデビューした時からチャンピオン。明日は胸を借りつもりで、いつもどおり全力で頑張ります」と笑顔で語った。
湯場忠志
一方、復活を期待するファンの声も多い湯場は昨年10月よりも引き締まったボディを披露し「ミドル級から戻す(下げる)ので減量がきついかと思ったけど、きつかったのは前半だけで、後半は予定通り落ちてくれた」と慣れ親しんだスーパーウェルターでの調整も順調に進んだとのことで「(結果的には)減量があったほうが、練習でも追い込めたのでよかった」と今回の体重調整を振り返ると「前回よりはいい試合ができると思います」と復帰戦に自信を見せた。
ロンドン五輪金メダリストの村田諒太(東洋大学職員)のプロ移籍の可能性も高まる中、国内選手としては一旦引退という形をとっているが、今年3月31日にはモナコでミドル級で世界挑戦する石田順裕をはじめ、ニューヨークで2月21日に二度目の凱旋試合を行うスーパーウェルター級東洋太平洋王者のチャーリー・太田(八王子中屋)、そして初防衛には失敗したがスーパーウェルター級に落として再起を誓う佐々木左之介(ワタナベ)、その佐々木をチャンピオンカーニバルで倒した日本ミドル級王者の胡朋宏(横浜光)、昨年、世界初挑戦をした東洋太平洋ミドル級王者の淵上誠(八王子中屋)に加え東洋太平洋スーパーミドル級王者の清田祐三(フラッシュ赤羽)など、日本人中量級戦線は、活気づいてきている。
また、今年の4月1日からはWBOとIBFの日本解禁も決定し、中量級選手にとっては、世界へのチャンスが広がったとの見方もある。明日の後楽園ホールは、メインイベント同様に世界を目指して復活に懸ける選手がリングに上がる。お見逃しなく!?
また、今年の4月1日からはWBOとIBFの日本解禁も決定し、中量級選手にとっては、世界へのチャンスが広がったとの見方もある。明日の後楽園ホールは、メインイベント同様に世界を目指して復活に懸ける選手がリングに上がる。お見逃しなく!?