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[試合後会見]2013.2.12

CCミドル級はTKO決着!

 11日に行われた日本ミドル級チャンピオンカーニバル"王者・佐々木佐之介(ワタナベ)vs同級1位・胡朋宏(横浜光)"は、チャンカンの中でもKO必死の重量級対決、さらに連休の最終日とあって後楽園ホールは満員御礼。立ち見のファンで溢れかえった。
 今回が初防衛戦の王者・佐々木は不敵な笑みを浮かべながら、足を使い胡を撹乱。これまでとは違う立ち上がりを見せる。対する挑戦者の胡は冷静にジャブで対応。序盤から多彩な左で王者を翻弄し、2R終了間際には連打で王者の膝を折った。
胡のフックが王者を捉える
 佐々木も負けじと、3Rに大振りのフックが挑戦者の顔面を捉えるが、主導権はやはり胡。すると5R、ここまで集中を切らさずにきた胡が爆発。コーナーでの接近戦でコンパクトな左フックからの右フック、最後は左フックを振り抜き王者からダウンを奪う。勢いづく胡は続く6R、左アッパーからワンツー・フック・右クロスで畳みかけ、ついにレフェリーストップを呼び込んだ。
 6R0分47秒、胡が鮮やかなTKOで王者を撃沈。初挑戦にして見事タイトルを奪い獲った。
佐々木、防衛ならず
 一昨年の全日本新人王獲得、昨年10月には日本4階級制覇王者・湯場忠志(都城レオS)をキャンバスに沈め、王座奪取の快挙を果たした佐々木だが防衛はならず。「初防衛のプレッシャーはなかったが、(胡は)圧力があり、パンチもあった。僕が狙いたかったボディも相手に打たれてしまった。(ダウンした時も)ガードが甘く、全然ダメでした」と完敗を認めた。渡辺均会長も「湯場戦より身体が起きていた。もっと低く入りたかった」と悔しさを滲ませたが、それでも「良い試合だった」と、ここまで快進撃を続けた佐々木を労った。
 今後は、本来のウェイトであるスーパーウェルター級での王座奪還も視野に入れるとのことだ。
新王者誕生!!
 一方、喜びに沸く横浜光陣営。胡は「前半は(気持ちを)抑えて後半、相手のボロが出たところに一発当てれば、流れで倒せると考えていた」と語り、作戦的中に安堵の顔を見せた。
胡の作戦勝ち
 胡も09年の全日本新人王だが、「新人王からそのままチャンピオンになれると思っていた」と夢は叶わず、新人王後に無敗記録は7でストップ。KO負けの挫折を2度味わい、王座挑戦から遠ざかっていた。それだけに「重いベルト」と感慨ひとしお。また一昨年他界した故・宮川会長に「ベルトを見せたかった」と吐露した。
 今後については「とりあえず休みます。先にことはあまり考えずにマイペースに行く」と胡らしい応えで会見を終えた。
喜びの横浜光陣営
 一年前の王座決定戦以来、3人目の王者交代となった日本ミドル級。村田諒太(東洋大職員)のプロ転向の噂もあり、今年のミドル級は新旧入り乱れさらに加熱しそうな勢いだ。そのなかで新王者・胡がどんな輝きを見せてくれるのか、今後に注目したい。

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