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21日、後楽園ホールで開催された「ULTIMATE BATTLE」のメインイベントでは、WBCユース世界ライト級王者・斉藤司(三谷大和)がタイトル初防衛戦として、エーククンポン・モークンテープトンブリー(タイ)と激突した。
果たして"日秦新進気鋭対決"を制し、さらなる飛躍と遂げたのは…。
果たして"日秦新進気鋭対決"を制し、さらなる飛躍と遂げたのは…。
左:斉藤 右:エーククンポン
序盤から王者・斉藤がステップでリズムを作り、的確な左フック・左ボディを挑戦者エーククンポンに浴びせ主導権を引き寄せる。挑戦者も一矢報いようとワイルドな左右フックで踏み込むが、王者は巧みなバックステップでヒットを許さず、カウンターの左フックを浴びせる。4回終了時、判定3-0(39-37・39-37・40-36)で斉藤がリード。すると5回、斉藤はジャブで距離を測り、突き刺すような左ボディをメリ込ませると、エーククンポンはキャンバスにダイブした。
最後の一発は効いた!
王者の左ボディに10カウントを聞いたエーククンポンは「胃の辺りに入って今も苦しいよ。ダメージはボディの1発だけで、他は我慢できた。サイトウはスピードがあった。ライト級は減量が厳しかったし、ジャパンの寒さにも慣れなかった」と本来はスーパーライト級がベストウェイトと語り、日本の気候にも戸惑いがあったと苦笑いを浮かべた。
KOでユース王座初防衛!
圧巻の左ボディで挑戦者をキャンバスに沈め、WBCユース世界ライト級王座初防衛に成功した斉藤が控え室で会見を開いた。「1、2ラウンドは様子を見ていたが、出てこない相手だったしジャブと足で誘ってみたが…。あの試合内容ではダメですね(笑)。5ラウンドの左ボディもサンドバッグを打っている感じだった」と試合を振り返った。
試合後の会見
今後について斉藤は「ユースタイトルの防衛は関係ない。僕にとっては一試合一試合が成長だと思っています。強い相手と戦いたい。日本ランカー・東洋ランカーと戦い実力を付けたいが、今日の試合ではランカーボクサーに笑われちゃう。まだまだこれからです!!」と語り、強豪との戦いを熱望した。
斉藤、次の標的は!?
タイ国の刺客を5回2分15秒KOで屠り、斉藤司は"若手N0.1"の実力をリングで証明してみせた。
これから日本・東洋ライト級戦線で、斉藤は自身が望むランカー勢と拳を交えるチャンスを掴むことができるのか注目が集まる!!
これから日本・東洋ライト級戦線で、斉藤は自身が望むランカー勢と拳を交えるチャンスを掴むことができるのか注目が集まる!!