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10月31日、後楽園ホールで開催された「MG-1」のメインイベントでは、2度目の防衛戦として日本フライ級王者・粉川拓也(宮田)が日本同級9位・山口桂太(八王子中屋)を挑戦者に迎え撃った!!
粉川V2防衛!!
ゴングと同時に日本タイトル初挑戦のビッグチャンスを掴んだ挑戦者・山口が突進、接近戦を仕掛ける。しかし王者・粉川は慌てることなく足を使い距離を保ち、右ストレート・左フックを浴びせる。中盤、山口は執拗に前へ出るが、粉川はサイドに動き翻弄し、ワンツー連打・左ボディ・右アッパーをリズム良く打ち込む。そして9R、王者の右ストレートが顔面を貫くと、ここまで前進を続けた挑戦者の腰が沈み、堪らずレフリーが割って入った。
山口に悔いはなし
日本ランカー初戦で王座奪取の念願叶わず、9回50秒TKOでキャンバスに散った"肥後木骨"山口桂太は「僕のボクシングはやり切れた。距離を詰めて体力勝負に持っていきたかったが実力不足。結果には納得しています」と敗戦を受け入れた。
王者・粉川の印象を尋ねられ「想像していた通りスピードがありました。予想以上に拳が堅かったのには驚いた。タイトルマッチを戦うことができ、悔いは無いです!!」と山口はスッキリした表情を浮かべた。
王者・粉川の印象を尋ねられ「想像していた通りスピードがありました。予想以上に拳が堅かったのには驚いた。タイトルマッチを戦うことができ、悔いは無いです!!」と山口はスッキリした表情を浮かべた。
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タフネスの挑戦者を9回TKOに退け、V2防衛に成功した"下町の拳闘士"粉川拓也が控え室で会見を開いた。「今日の内容は60点。相手がパンチに当たってくれた部分もあった。終盤戦に入り判定も覚悟していたが…。山口選手が思ったよりガンガンこなかったので戦いやすかった」と試合を振り返った。
王者を称える山口
来年のチャンピオンカーニバルは、王座決定戦で激突した池原繁尊(横浜光)との再戦になるがと問われ粉川は「池原選手は最強後楽園で優勝したが、僕も2度タイトルを防衛している。前回よりもレベルアップした"粉川拓也"を見せられると思う。池原選手はパンチがあるイメージですね」と最強挑戦者のハードヒットを警戒するも、日本王者は一回り逞しくなった姿に期待して欲しいとコメント。
チャンカンで池原と再び
王者・粉川は軽快なステップで距離を保ち、スピード感溢れる連打を浴びせ、危なげない内容でタイトルを守り抜いた。
果たして粉川はチャンピオンカーニバルを勝ち残り、日本を飛び出し世界の階段を昇ることができるのか…。
果たして粉川はチャンピオンカーニバルを勝ち残り、日本を飛び出し世界の階段を昇ることができるのか…。