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世界中のボクシングファンが注目した『西岡利晃vsノニト・ドネア』のスーパーバンタム級頂上決戦。WBCダイヤモンドベルトが懸ったことも然ることながら、ふたを開けてみるまで何が起こるか分からない緊張感。試合開始のゴングが鳴った、あの瞬間の興奮が未だ冷めやまぬまま、日本のエース・西岡利晃(帝拳)が一夜明け会見を開いた。
互いにリスペクト
集大成のリングから一夜明けた現地の朝、記者会見を開いた西岡は「悔しいのは悔しい。まあ、ドネアが強かったという事ですね」と少し未練を見せたが、敗因について、右目の腫れを指摘されると「全部言い訳になるので言いたくないです。ドネアが僕より強かったってことでしょう。」と淡々と話した。それでも「負けた事には満足していないが、試合に向けての気持ちやトレーニングには満足してます。」と達成感を口にした。
進退について話が及ぶと「まだ昨日の今日で全く考えてない。最終的には僕が決めて、然るべき時に言います。」と明言を避けた。
進退について話が及ぶと「まだ昨日の今日で全く考えてない。最終的には僕が決めて、然るべき時に言います。」と明言を避けた。
孤高のエース・西岡利晃
帝拳ジム本田会長は「4Rまではプラン練習通りに行ったけど、その後はドネアの打ち分けが上手かったね。でも、顎には貰ってないし、最初のダウンの後にチャンスはあったんだけどね…アウェイで戦う経験の差も出たと思う。」と昨日の決戦を振り返った。
今後について「本人が決める事だけど僕の気持ちは昨日と変わらない(昨晩試合後、これが最後と発言)」と会見を終えた。
これまで、諦めることを忘れ、多くの困難を乗り越えることでボクシングを極めてきたスピードキング。大きな挫折を克服することで自信を培ってきた。栄光を掴むたびにファンを魅了し愛されてきた。突きつけられた試練を弾き返すことで今の地位を築いた。何世代も先のボクシングファンに語り継がれるであろう頂上決戦の余韻にひたる間もない孤高のエースに、大きな決断を急かすのは酷な注文かもしれない。
今後について「本人が決める事だけど僕の気持ちは昨日と変わらない(昨晩試合後、これが最後と発言)」と会見を終えた。
これまで、諦めることを忘れ、多くの困難を乗り越えることでボクシングを極めてきたスピードキング。大きな挫折を克服することで自信を培ってきた。栄光を掴むたびにファンを魅了し愛されてきた。突きつけられた試練を弾き返すことで今の地位を築いた。何世代も先のボクシングファンに語り継がれるであろう頂上決戦の余韻にひたる間もない孤高のエースに、大きな決断を急かすのは酷な注文かもしれない。