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元日本スーパーライト級王者で現WBC世界同級7位の亀海喜寛(帝拳)は6日(日本時間7日)、米国カリフォルニア州サクラメントのメモリアル・オーデトリアムでホルヘ・シルバ(メキシコ)とのウェルター級10回戦に臨んだ。※亀海対シルバ、リナレス対ベラスケスは明日8日(月)夜9時からWOWOW「エキサイトマッチ」で放送
△亀海喜寛(帝拳)
10回引き分け(1-0)
△ホルヘ・シルバ(メキシコ)
昨年10月に続き2度目の米国リング登場となった亀海だが、苦しい戦いを強いられた。初回、シルバの振りの大きな左右フックをブロックやスウェーでやりすごしていた亀海だが、ラウンド終盤にガードの間を左アッパーで突き上げられ、腰を落としかける窮地に陥った。2回からは亀海がボディブローを中心にした攻撃で流れを引き寄せ、20歳の新鋭を再三追い立てた。ボディ攻撃を受けて崩壊寸前かというシーンが何度もあったシルバだが、その都度反撃して決定打は許さない。
6回も亀海がほぼ一方的に打ちまくっていたが、そこに落とし穴があった。ラウンド終盤、踏み込んだところにシルバの左フックを直撃され、右もフォローされた。ぐらりとよろめき大きく泳いで後退する亀海。あわやダウンかという窮地だったが、ゴングに救われた。以後は双方とも自慢のパンチを振るって場内を湧かせたが、有効なヒットは亀海が上回っていたように見えた。
しかし、採点はひとりが96対94で亀海を支持したものの残る二者は95対95のイーブンとつけていたためドローとなった。「自分の力不足。もっとしっかりポイントをとるかダメージを与えないといけなかった。1ラウンド、不用意にもらったパンチで予想外のダメージを受けてしまった」と亀海は反省の弁。22戦21勝(18KO)1分。「自分が勝っていたと思う」というシルバは23戦19勝(15KO)2敗2分。
10回引き分け(1-0)
△ホルヘ・シルバ(メキシコ)
昨年10月に続き2度目の米国リング登場となった亀海だが、苦しい戦いを強いられた。初回、シルバの振りの大きな左右フックをブロックやスウェーでやりすごしていた亀海だが、ラウンド終盤にガードの間を左アッパーで突き上げられ、腰を落としかける窮地に陥った。2回からは亀海がボディブローを中心にした攻撃で流れを引き寄せ、20歳の新鋭を再三追い立てた。ボディ攻撃を受けて崩壊寸前かというシーンが何度もあったシルバだが、その都度反撃して決定打は許さない。
6回も亀海がほぼ一方的に打ちまくっていたが、そこに落とし穴があった。ラウンド終盤、踏み込んだところにシルバの左フックを直撃され、右もフォローされた。ぐらりとよろめき大きく泳いで後退する亀海。あわやダウンかという窮地だったが、ゴングに救われた。以後は双方とも自慢のパンチを振るって場内を湧かせたが、有効なヒットは亀海が上回っていたように見えた。
しかし、採点はひとりが96対94で亀海を支持したものの残る二者は95対95のイーブンとつけていたためドローとなった。「自分の力不足。もっとしっかりポイントをとるかダメージを与えないといけなかった。1ラウンド、不用意にもらったパンチで予想外のダメージを受けてしまった」と亀海は反省の弁。22戦21勝(18KO)1分。「自分が勝っていたと思う」というシルバは23戦19勝(15KO)2敗2分。