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八重樫東(大橋)との王座統一戦後、勝利を収めた井岡一翔(井岡)が返上して空位になっていたWBC世界ミニマム級王座の決定戦が10月27日、中国の昆明で行われることになった。
対戦カードはWBC同級5位のハビエル・マルチネス・レセンデス(メキシコ)対WBCライトフライ級6位の熊朝忠(中国)。レセンデスはともかくとして、熊は8月10日付のWBC最新ランキングではライトフライ級に名を連ねているだけに、少なからず違和感が残る。
いまのところ試合は熊のホームタウン、中国の雲南省昆明で行われる予定となっている。09年5月、当時ランク外だった熊は中国開催を条件に内藤大助(宮田)の持つWBC世界フライ級王座に挑戦することが特別承認されたが、イベントはドタキャン。辛うじて日本開催にこぎ着けた経緯がある。試合では内藤からダウンを奪う健闘をみせたが、実力が疑問視されたものだった。世界戦から41日後には粉川拓也(宮田)にも判定負け。しかし、その後は7連勝と気を吐いている。戦績は24戦19勝(11KO)4敗1分。
一方のマルチネスは18戦13勝(6KO)3敗2分。この1年でメキシコ王座、WBCインターのシルバー王座を獲得しているが、こちらも世界的強豪との対戦は皆無だ。
井岡の後継者を決めるカードにしては、いささか物足りない印象は拭えない。
いまのところ試合は熊のホームタウン、中国の雲南省昆明で行われる予定となっている。09年5月、当時ランク外だった熊は中国開催を条件に内藤大助(宮田)の持つWBC世界フライ級王座に挑戦することが特別承認されたが、イベントはドタキャン。辛うじて日本開催にこぎ着けた経緯がある。試合では内藤からダウンを奪う健闘をみせたが、実力が疑問視されたものだった。世界戦から41日後には粉川拓也(宮田)にも判定負け。しかし、その後は7連勝と気を吐いている。戦績は24戦19勝(11KO)4敗1分。
一方のマルチネスは18戦13勝(6KO)3敗2分。この1年でメキシコ王座、WBCインターのシルバー王座を獲得しているが、こちらも世界的強豪との対戦は皆無だ。
井岡の後継者を決めるカードにしては、いささか物足りない印象は拭えない。