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ロンドン五輪ボクシング競技、ミドル級決勝戦が11日(日本時間12日)、エクセル・サウスアリーナUで行われ、村田諒太(東洋大学職員)がエスキーバ・ファルカオ・フロレンチーノ(ブラジル)に14対13でポイント勝ち、金メダルを獲得した。日本人が五輪ボクシングで金メダルを獲得したのは1964年の東京大会の桜井孝雄氏(故人)以来、48年振り2人目のこと。
サウスポーのフロレンチーノに対し村田は初回、前に出て距離を潰しボディと顔面にパンチを散らす。5対3のリードで迎えた2回、フロレンチーノがアウトボクシングに切り替えたこともあって村田はペースを落とした。この回は5対4でフロレンチーノが支配。
迎えた最終3回、村田は相手のボディを狙って攻撃。これを嫌ったフロレンチーノがホールドの反則で減点2(採点上は村田に2点の加点)を科された。拮抗した試合だったが、終了10秒前に村田が右ストレートをヒット、優勢を印象づけて戦いを終えた。3回のポイントは5対5だったが、合計点は14対13で村田の手が挙がった。
五輪で日本人選手が金メダルを獲得したのは東京大会のバンタム級・桜井孝雄氏(故人)以来、実に48年ぶりのこと。75キロ以下のミドル級は世界的に層が厚く欧米や西アジア諸国を中心に海外勢が強い階級で、長いこと日本人は高い壁に上位進出を阻まれてきた。様々な意味で村田の金メダルは歴史的に価値あるものといえる。
迎えた最終3回、村田は相手のボディを狙って攻撃。これを嫌ったフロレンチーノがホールドの反則で減点2(採点上は村田に2点の加点)を科された。拮抗した試合だったが、終了10秒前に村田が右ストレートをヒット、優勢を印象づけて戦いを終えた。3回のポイントは5対5だったが、合計点は14対13で村田の手が挙がった。
五輪で日本人選手が金メダルを獲得したのは東京大会のバンタム級・桜井孝雄氏(故人)以来、実に48年ぶりのこと。75キロ以下のミドル級は世界的に層が厚く欧米や西アジア諸国を中心に海外勢が強い階級で、長いこと日本人は高い壁に上位進出を阻まれてきた。様々な意味で村田の金メダルは歴史的に価値あるものといえる。