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3度目の世界挑戦を目指すべく、今年1月に復活の狼煙を上げた前々東洋太平洋スーパーライト級王者・佐々木基樹(帝拳)の復帰第2戦が2日、比国ランカーを相手に後楽園ホールで行われた。
相手のアモール・ティノは本来スーパーフェザー級ながら、2階級上の元日本王者・長瀬慎弥(フラッシュ赤羽)も倒しきれなかったほどのタフネスを誇るやっかいなファイターだ。
相手のアモール・ティノは本来スーパーフェザー級ながら、2階級上の元日本王者・長瀬慎弥(フラッシュ赤羽)も倒しきれなかったほどのタフネスを誇るやっかいなファイターだ。
ティノの実力は十分にある
それでも内容にこだわる佐々木は、初回から右ストレートでティノの腰を落とすと、さらに連打を浴びせ倒しにかかる。しかし、ティノは次第に持ち前の打たれ強さを発揮し、ロープを背にしても崩れ落ちることなくパンチを返し続ける。
佐々木は気持ちを切らすことなく最後まで攻め続けたが、ティノを一度も沈めることなく終了のゴングとなった。
佐々木は気持ちを切らすことなく最後まで攻め続けたが、ティノを一度も沈めることなく終了のゴングとなった。
試合後の佐々木
試合後の会見で佐々木は「相手がタフなのは想定通り。もう少しで倒せたとかは関係ない。勝敗以前にこの内容じゃダメ」と振り返り、"勝ち方"にこだわっていただけに内容には落第点を付けた。
さらに前戦の判定試合も持ち出し、「2戦続けて同じような試合をしているようじゃ進退を考えないといけない。会長と話し合いたい」と、今後の進退にまで言及した。
さらに前戦の判定試合も持ち出し、「2戦続けて同じような試合をしているようじゃ進退を考えないといけない。会長と話し合いたい」と、今後の進退にまで言及した。
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まもなくプロ50戦目を迎える36歳の佐々木基樹。ボクサーとしての岐路に立ち、導き出す答えとは…。