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5日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックグローブ」のメインイベントには、チャンピオンカーニバル・日本スーパーフェザー級タイトルマッチがラインナップ。4度目の防衛戦に臨んだ王者"豪腕"岡田誠一(大橋)と、タイトル初挑戦となる"最強後楽園覇者"金子大樹(横浜光)が拳を交えた!!
日本スーパーフェザー級王座の栄冠をその手に掴んだのは…。
日本スーパーフェザー級王座の栄冠をその手に掴んだのは…。
左:岡田 右:金子
序盤から挑戦者・金子がジャブの連打・右アッパー・右ストレートを突き刺し、王者・岡田のプレッシャーには足を止めず距離を保つ。王者は強打の右クロス・左フックで突破口を開きたいが、挑戦者は鋭いジャブ・ワンツー連打・右アッパーで主導権を握り続ける。すると8R、金子は左ボディをメリ込ませ、右クロスで岡田を後退させる。ここを金子は見逃さず、一気のワンツー・右ストレートを岡田に浴びせレフェリーストップ。金子が終始落ち着いた試合運びで岡田を破り、日本スーパーフェザー級王座奪取に成功した。
岡田の会見
4度目の防衛戦に失敗した岡田は、ドクターチェック後に控え室で会見を開いた。「何もできなかった。強引に距離を詰め、接近戦に巻き込みたかったが…。金子選手が巧かった。パンチをもらい過ぎてしまった」と試合を振り返りった。
最後に岡田は「全部パンチをもらってしまった。8ラウンドのボディは効いた…。空回りしてしまいました。ここで負けるようでは世界とか言えない。笑っちゃうくらい、全然ダメでした」と素直に完敗を認めた。
日本王座から陥落した岡田だが、今後について何も語ることはなかった。再び"豪腕"は復活の日を迎えることができるのか…。
最後に岡田は「全部パンチをもらってしまった。8ラウンドのボディは効いた…。空回りしてしまいました。ここで負けるようでは世界とか言えない。笑っちゃうくらい、全然ダメでした」と素直に完敗を認めた。
日本王座から陥落した岡田だが、今後について何も語ることはなかった。再び"豪腕"は復活の日を迎えることができるのか…。
喜びに沸く横浜光陣営
タイトル初挑戦ながら、序盤から冷静な試合運びで王座奪取を成し遂げた金子は、横浜光ジム・石井会長と並んで会見を行った。「最強後楽園が終わり、追い込んだ練習ができた。出稽古、走りこみ合宿、これまでにない経験をして試合に臨めた」と金子は試合まで最高の練習ができたと語り、続けて「リングに上がり、ゴングが鳴っても身体が十分に動いた。タイトルを獲りましたが満足していない。ここが限界じゃないから。これからボクサーとして、人間として成長していきたい!!」と更なる高みを目指すと宣言した。
新王者・金子の会見
日本王者としてどんなボクサーを目指すかと尋ねられ金子は「自分が持っている身長、リーチ、そしてステップと得意な分野を伸ばしていきたい。全体的なレベルアップをしたい。同じ階級に日本人の世界王者が2人いますが、僕はまだ何も言えません。まずはここからです」と日本王座の防衛が先決であると話した。ここで石井会長が「亡くなった宮川会長が金子を一番期待していた。会長の命日が5月7日なので、力を貸してくれたのかな」と昨年他界した宮川会長が勝利に導いてくれたとコメント。
最後にボクシングモバイルの"意気込みインタビュー"で語った"感動する戦い"はできたかと金子に聞くと「感動させようとすると変に緊張すると思った(笑)。感動させるのではなく、自分のボクシングをリングで表現できれば、応援してくれる人達は感動してくれると考えリングに上がった。そう考えたら自然に、"無心"で戦えました!!」と笑顔を見せ、膝の上に置かれたベルトを見つめた。
最後にボクシングモバイルの"意気込みインタビュー"で語った"感動する戦い"はできたかと金子に聞くと「感動させようとすると変に緊張すると思った(笑)。感動させるのではなく、自分のボクシングをリングで表現できれば、応援してくれる人達は感動してくれると考えリングに上がった。そう考えたら自然に、"無心"で戦えました!!」と笑顔を見せ、膝の上に置かれたベルトを見つめた。
金子 大樹
新たな日本スーパーフェザー級王者として金子は栄冠をその手に収めた。しかし金子大樹のボクサーロード第2章は、今日から始まったばかりである!!