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西岡利晃(帝拳)の名誉王者昇格にともなうWBC世界スーパーバンタム級王座決定戦は21日(日本時間22日)、モレノ対デラ・モラとともに米国テキサス州エルパソのドン・ハスキンズ・センターで行われた。西岡の後継王者の座についたのはアブネル・マレス(メキシコ/米)なのか、それともエリック・モレル(プエルトリコ/米)なのか。
アブネル・マレス
○アブネル・マレス(メキシコ/米)
12回判定(3-0)
●エリック・モレル(プエルトリコ/米)
12回判定(3-0)
●エリック・モレル(プエルトリコ/米)
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スーパーバンタム級リミットよりも2ポンド(約900グラム)軽い契約体重で行われたこの試合、大方の予想どおりマレスの優勢でラウンドが進んだ。
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モレルもときおり好打を放つが効果はもうひとつ。マレスがスピードと手数で勝り、毎回のようにポイントを積み重ねていった。中盤になるとモレルは左目の周囲が腫れはじめ、劣勢が明白になっていった。
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終盤になってもマレスのペースは落ちず、3階級制覇を狙うモレルはハイペースについていけない。結局、勝負は判定に持ち込まれたが、マレスの勝利は誰の目にも明らかだった。採点は120対107が一者、119対109が二者と大差がついていた。
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バンタム級に続いて2階級制覇を成し遂げたマレスは26歳。同じクラスのWBO王者ノニト・ドネア(比/米)や西岡との対戦を希望している。25戦24勝(13KO)1分。36歳のモレルは49戦46勝(23KO)3敗。