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3度目の防衛戦(4月6日、東京国際フォーラム=対ターサク・ゴーキャットジム)を9日後に控えたWBC世界スーパーフェザー級王者、粟生隆寛が28日午後、所属する帝拳ジムで公開スパーリングを行った。フィリピン人のパートナーを相手に2ラウンドを披露、順調な仕上がりをアピールした。
粟生のスパーリング
スパーリングでは粟生は足を使いながら間合いをとり、相手が入ってくるところにサウスポーからの左を合わせたり右フックを引っかけたりと、本番を想定したパンチを繰り出した。
会見の模様
今回の試合に備えたスパーリングは合計100ラウンドを越えたという。「頭やガードの位置を考え、相手の打ち終わりを意識してパンチを出すように心がけている」(粟生)。
田中トレーナーとのミット打ち
昨年11月のV2戦で大苦戦しているだけに、今回は試合を前にカロリーや栄養面、水分のバランスにも気を配るなど減量にも細心の注意を払っている。「ストレスもなく体も動く。とても良い状態に仕上がっているので、あとはウェートだけ」と調整が順調に進んでいることを明かしている。
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試合に関しては「自分の力を証明するには最高の相手。まずは勝つことに全力を注ぎ、そのうえでお客さんも自分も楽しめる面白い試合をする」と話した。
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なお、挑戦者WBC1位のターサク・ゴーキャットジム(タイ)は31日に来日する予定となっている。