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12日、後楽園ホールで開催された「HOPEFUL FIGHT Vol.10」のメインイベントには、チャンピオンカーニバル・日本ライトフライ級タイトルマッチ10回戦がラインナップ。
王者"壊し屋"黒田雅之(川崎新田)にとって3度目の防衛戦、指名挑戦者"最強後楽園覇者"田口良一(ワタナベ)を迎え撃った!!
序盤から王者・黒田と挑戦者・田口は一歩も引かない激しい打撃戦を展開した。
王者"壊し屋"黒田雅之(川崎新田)にとって3度目の防衛戦、指名挑戦者"最強後楽園覇者"田口良一(ワタナベ)を迎え撃った!!
序盤から王者・黒田と挑戦者・田口は一歩も引かない激しい打撃戦を展開した。
左:田口 右:黒田
王者・黒田がジャブ・ワンツーで距離を詰め、左フック・右アッパーを打ち込み主導権を掴むと思われた。しかし中盤、挑戦者・田口はスイッチでかく乱、ストレート・フックを王者に浴びせる。黒田は左ボディ・右ボディアッパーを打ち込み下から崩しに出るが、田口もスイッチを繰り返しストレート・フックを突き刺す。田口はスイッチからストレート・フックで距離を取ろうとするが、最後まで黒田は左右ボディ・右ストレートで前に出続けた。
王座の行方は判定に委ねられると、ジャッジ1者は96-95で王者・黒田を支持するが、ジャッジ1者は95-96で挑戦者・田口を支持、そして3人目のジャッジは95-95でドロー、日本ライトフライ級タイトルマッチはまさかの三者三様ドローがアナウンスされた。
王座の行方は判定に委ねられると、ジャッジ1者は96-95で王者・黒田を支持するが、ジャッジ1者は95-96で挑戦者・田口を支持、そして3人目のジャッジは95-95でドロー、日本ライトフライ級タイトルマッチはまさかの三者三様ドローがアナウンスされた。
田口、無念のドロー
王座初挑戦も善戦及ばず、ドローの判定に挑戦者・田口良一は控え室で無念の会見となった。「僕のスピードが活かしきれなかった…。試合後半からポイントを獲れたと思っていたが。残念です」と天を仰ぎ、早々に会見を打ち切った。
ドロー裁定に…
一方、3度目の防衛戦もドロー裁定により首の皮1枚残す形で王座を死守した王者・黒田雅之は、ドクターチェック前に控え室で会見を開いた。「僕はコンパクトなボディで内側から攻めて行きたかった。田口選手の攻撃はガードの上からで、そんなにもらっていない。だけどジャッジには見栄えが悪かったかも。最後はガムシャラでした」と試合を振り返った。
黒田、試合後の会見
挑戦者・田口の印象には「前から評判の高い選手だと思っていた。最初からもっとガンガンくると思ったが…」と語り、続けて「中盤、少し田口選手の動きを見過ぎてしまったと言うか、待ってしまった。悪いところがでてしまった」と"壊し屋"は反省の弁に終始した。
黒田、王座を死守!
昨年5月の王座決定戦はTKOでタイトル奪取に成功した黒田だが、王者となってからは破壊力満点の一撃は影を潜めてしまっている。
果たして"壊し屋"の拳は、完全復活の狼煙を挙げることができるのか…。
果たして"壊し屋"の拳は、完全復活の狼煙を挙げることができるのか…。