[前日計量]2026.11.3
父となった谷口将隆が再起戦 世界2階級制覇へ再出発
WBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級6位の谷口将隆(32=ワタナベ)が3日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨み、48.8kgで一発クリアした。
谷口は、明日(4日)、後楽園ホールで開催される「TREASURE BOXING PROMOTION 15」のメインイベント、ライトフライ級8回戦でOPBF東洋太平洋ミニマム級10位のエルソン・トリニダード(28=比)と対戦する。
今年4月にWBA・WBO世界同級統一王者のレネ・サンティアゴ(34=プエルトリコ)に挑戦して以来の再起戦。世界2階級制覇を目指し、再出発のリングに上がる。
試合の模様はU-NEXTでライブ配信される。
谷口はライトフライ級リミットを100g下回る48.8kgで計量をクリア。「急遽、決まった試合だがしっかりと準備をしてきた」と、限られた準備期間の中でもコンディションを整えてきたことを明かした。
サンティアゴ戦を振り返り、課題に挙げたのはジャッジへの見せ方だった。「細かい部分での見せ方。以前からの課題だが、競ったラウンドでも自分にポイントが持っていけるように」と話し、「もっと繊細に動けるように体の土台作りから」と取り組んできたことを説明した。
5月から練習を再開したものの、「考えても思い通りの動きにならない時期が続いた」と、苦しい時期もあったという。それでも「上手くいかないことも大事」と受け止め、調子を整えてきた。
10月15日には第一子となる長男が誕生した。「元々、子どもは好きだが、自分の子どもじゃないから手がかからないから好きだと思っていた。でも、一番かわいいですね」と、父親になった喜びを笑顔で語った。
「今までは自分のこととして頑張るしかないと思っていたが、自分のこと以外でも頑張る理由が増えた」と、新たな支えを力に変える。
「世界タイトル戦で負けたばかりで大きなことを言える立場じゃない」とした上で、「再起して(世界戦線に)入っていけるように。目指すところは世界2階級制覇。これまで日本人選手で6敗して2階級制覇している選手はいないので自分がなる」と目標を掲げた。
対戦相手のトリニダードは、当初100gオーバーだったが、再計量でリミットの48.9kgをクリアした。
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