[インタビュー]2026.9.13
福永啄巳が描く番狂わせ「白けさせてやろうと思っている」
2024年東日本ウェルター級新人王の福永啄巳(26=青木)は、9月21日(月・祝)、東京たま未来メッセ(八王子)で開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル161」のセミファイナルで日本ウェルター級10位の石井竜虎(21=渡嘉敷)と空位の日本ユース・ウェルター級王座を争う。
高校卒業後、テレビの世界を目指して和歌山県から上京。その後、大学進学を経て、コロナ禍をきっかけに始めたボクシングでプロの世界へ飛び込んだ。デビューから3年間で12戦をこなし、2024年には東日本新人王を獲得。決して順風満帆ではなかったが、独特のリズムと勝負勘を武器に白星を積み重ねてきた。
対する石井は、勝った試合はすべてKOという強打者。福永自身もボクシングを始める前から、その存在をYouTubeで知っていたという。周囲が石井のKO勝利を期待することも十分に理解している。それでも福永は「空気を読まずに勝つのが気持ちいい」とニヤリ。下馬評を覆してきた男が、今度は日本ユース王座を懸けて強打者の前に立ちはだかる。
■日本ユース王座は、挑戦できる資格の変更があってから意識したのでしょうか?
福永 はい。年齢的にも考えていませんでしたが、ルールが変わってA級に上がればチャンスがあるのかなと。実際に前回の試合で勝てば、石井君は相手がいないからできるかもよと言われていました。
■負傷判定で勝ちA級に昇格しましたが、唇をカットしました。
福永 そうですね。試合後、病院に向かっている時に大竹さん(大竹重幸マネージャー)から「(ユースタイトル)できる?」と聞かれたので、「できます」と。7針縫いましたが1週間で完治しました。
■試合間隔も短い中で、やりたいと思った理由を教えてください。
福永 石井君、強いじゃないですか。ボクシングを始める前、YouTubeで石井君の動画を見ていて、「こんな人がいるんだ」と。自分がそういう人とできる立場まできたとワクワクしています。
■改めて、印象を聞かせてください。
福永 パンチ強いなぁと(笑)。
■スパーリングで手を合わせたことはありますか?
福永 何度かあります。関係なしに躊躇なく振り回してくるので、気持ちが強いなと。ただ、「試合をやったら(勝負は)わからないな」と思いました。
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