[前日計量]2026.7.3
波田大和か奈良井翼か! 最強ハードパンチャー決戦!
OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級タイトルマッチの前日計量が3日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の波田大和(29=帝拳)と同級1位で日本王者の奈良井翼(26=RK蒲田)が計量に臨んだ。
注目の一戦は、明日(4日)、後楽園ホールで開催される「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT 45」のメインイベントで実施される。
スーパーフェザー級屈指のハードパンチャー同士が、ついに拳を交える。世界を見据える波田と、日本王者として地位を築いてきた奈良井によるKO必至と期待される一戦だ。
なお今回は、奈良井が保持する日本王座は掛けられない。
4度目の防衛戦に臨む波田は、スーパーフェザー級リミットを100g下回る58.8kgでクリア。「周りから(奈良井選手と)戦ってほしいという声が上がっている中で決まった試合」と胸を躍らせると、「向き合った時に優しさと親しみやすさを感じた」と対面した奈良井の印象を語った。
フェイスオフ後には自らグータッチを交わし、互いの健闘を誓い合った。それでも、「試合では優しさもリスペクトも捨てて戦う。カルロス(カルロス・リナレストレーナー)からもそう言われている」と勝負師の表情を見せた。
「積極的に攻めるだけではなく、攻守の引き出しを出していきたい。両親からも『判定で勝ちましたではダメでしょ』と言われた。KO決着を狙って欲張りたい。圧倒して勝つ」と完全決着を宣言した。
本日発表されたWBCランキングでは7位に浮上。指名挑戦者を退け、アジア卒業、そして世界挑戦へ弾みをつけるつもりだ。
今回は過去最多となる500人の応援団が会場に駆け付ける。「時間を割いてチケットを買って会場まで来てくれるお客さんに勝って感謝を伝えたい」と大声援を力に変える。
挑戦者としてリングに上がる奈良井も100gアンダーの58.8kgでクリア。「保険を懸けているみたいなので嫌だった」と日本タイトルも懸けた王座統一戦を希望していたことを明かし、「ジムから指名挑戦権を持っているのでそれを使おうと」と、統一戦に至らなかった経緯を説明。それでも、「実質、統一戦なので勝つことが一番」と王者撃破だけを見据えた。
「今日は減量で疲れているように見えたが、明日はしっかりとリカバリーしてくるでしょう」と波田の印象を語ると、「日本チャンピオンになって2年。これまでいろいろな経験をしてきた。全てのことを想定してリングに上がる。いつも通り力を出し切って全てを奪い取る」と静かに闘志を燃やした。
勝てばアジア2冠王者
奈良井が勝てばスーパーフェザー級2冠王者となり、世界ランキング入りも大きく近づく。波田が王座を守り世界への扉をこじ開けるのか、それとも奈良井が新時代を切り開くのか。スーパーフェザー級屈指の強打者対決が、いよいよ幕を開ける。
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