[試合後談話]2026.6.19
名古屋の屋外リング熱狂! 日比交流大会で元王者と元日本ランカー激突

フィリピンエキスポ in名古屋 日比友好親善ボクシング大会が19日、名古屋市エディオン久屋広場特設会場で行われた。
日本とフィリピンの国交正常化70周年を記念した国際交流イベントの一環として実施された今大会。会場には両国のファンが集まり、フィリピン料理ブースなども並ぶ中、特設リングでは熱戦が繰り広げられた。
メインイベントのスーパーフェザー級8回戦では、元OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者のペテ・アポリナル(31=比)と元日本ランカーの石井龍誠(30=金子)が対戦。蒸し暑さが残る屋外という独特の環境の中、序盤から緊張感のある攻防が展開された。
初回は、サウスポー石井が左ストレートを好打し先手を奪ったが、2回になると、アポリナリオはプレスをかけて右フックで反撃。3回、アポリナリオは右フックで、石井の腰を沈めさせると、右をフォローしてダウンを奪取。再開後、左フックを叩きつけてダウンを追加して決着をつけた。
フィリピン応援団の期待に応えたアポリナルは、「相手はパワーがあり、距離が遠かったのでやりにくかったが、距離を詰めたら嫌がったのが分かったので攻めた。良いコンディションだったので、勝つことができて嬉しい」と納得の表情を浮かべた。
屋外開催については「フィリピンの気候に似ているから、戦いやすかったよ」と笑顔を見せ、今後については「目標は世界チャンピオン。道のりは長いが一つずつ勝っていくだけ」と語った。
一方、石井は「初回は良い動きだったが、2ラウンドに行けるところで攻めきれなかった。屋外での試合や連敗している緊張からなのか…。自分らしさがなく、迷ってばかりのボクシングだった。悔いが残りますね」と試合を振り返った。
観客は日本人とフィリピン人が半々ほど集まり、フィリピン人選手のパンチが決まるたびに大歓声が沸き起こった。名古屋の中心部に現れた特設リングは、まるで異国の会場のような熱気に包まれた。
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