[試合後談話]2026.6.17
一瞬で流れが変わる4回戦! KO決着相次ぐ新人王予選

DANGANオール4回戦 東日本新人王予選が17日、後楽園ホールで開催され、熱戦が繰り広げられた。全13試合中10試合がKO決着となり、1538人の観客を熱狂させた。
第7試合ライトフライ級4回戦では、和田武士(22=渡嘉敷)と上原勇大(19=マナベ)が対戦した。
和田は相手のジャブをかいくぐりながら左ボディを好打すると、その後も執ようにボディ攻撃を継続。3回、右ショートをねじ込み、片膝をついた上原にダウンが宣告された。再開後は左ボディでガードを下げさせると、右アッパーで2度目のダウンを奪い、KO勝ちした。
見事なKO勝ちを飾った和田は「相手はアウトボクサーで距離が長いので、フィジカルで潰してボディをしつこく打ったのがハマった」と胸を張った。
小学5年から高校3年までバスケットボールに打ち込んでいた和田は、元プロボクサーである父・和田守宙さんの現役時代の映像と、井上尚弥(大橋)対ノニト・ドネア(比)第1戦をYouTubeで見たことをきっかけに、高校卒業前に近所の渡嘉敷ジムへ入門した。
2年ぶりに新人王参戦
新人王戦には2024年に出場したものの2回戦で敗退。「このままでは勝ち上がれない」と判断し、昨年はあえて出場を見送り、オープン戦2試合で経験を積んだ上で、今年のエントリーを決断した。
準決勝では、當山楓真(19=ワタナベ)と対戦する。和田は「強敵だが必ず勝ちます」と意気込んだ。
第13試合ライト級4回戦では、塩崎優人(20=渡嘉敷)と木内凌祐(27=セレス)が激突した。木内がジャブから右フックにつなげて積極的に攻める中、塩崎は足を使いながらジャブでタイミングを測った。4回、塩崎は右カウンターを好打すると、続くワンツーを決めたところでレフェリーが試合を止め、TKO勝ちした。
今年1月以来の再起戦を飾った塩崎は「勝ててホッとしている。前回負けて後がない中で、警戒しながら戦った。3ラウンドが終わって会長からGOサインが出たので、楽しみながら行った」と振り返った。
勝ちも負けもすべてKO決着という塩崎は「自分らしくていい」と笑顔を見せた。
次戦は山口聖矢(大橋)と対戦
次戦は、元Jリーガーで井上尚弥の幼馴染としても知られる山口聖矢(32=大橋)と拳を交える。塩崎は「次もKOで決めますよ」と次戦を見据えた。
渡嘉敷ジムはこの日出場した2選手がそろってKO勝利。渡嘉敷勝男会長は「皆、一生懸命に練習しているから結果が出たんですよ」と選手たちを称えた。
昨年は石井竜虎(21)が全日本新人王に輝いており、2年連続での全日本新人王獲得にも期待が高まる。今年は和田、塩崎、田島一輝(27)の3選手がエントリー。渡嘉敷会長は「今年は3人とも新人王を獲りますよ」と力強く語った。
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