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日本ボクシング界に新たな風が吹く。KWORLD3ジムが5月9日(土)に兵庫県尼崎市のアルカイックホールで行う興行「弁慶ファイト」で新たな試みを行うことが分かった。
同興行は動画サイトのABEMA TVがライブ配信を予定。その中で株式会社WinTicketが独自に開発したAI技術を用いた「WINLIVE]のシステムで、ボクシングの試合のリアルな「可視化」に挑む。
具合的には試合会場内に設置したカメラ映像からパンチの種類、有効打などをデータ化してリアルタイムに示すというもの。すでに実証実験は繰り返して行っており、今回の興行で本格導入となる。海外での実施例はあるものの、国内では初となる。

ボクシングの試合はスピーディーな展開で繰り出されたパンチの種類、有効打かどうかは一瞬のことで判断が難しいが、その部分をしっかりデータとして示す。導入に向けては「ボクシングを分かりやすく見てほしい」という狙いがある。

例えば野球の米大リーグでも今季からストライク、ボールを自動判定する「ABS判定」が導入された。主審の判断に委ねられていたストライク、ボールが明確に可視化されてボール判定が見逃し三振、逆にストライク判定から四球と重要な場面を左右する役割を担っている。
ボクシングにおいてもまだテスト段階だが、人の目では微妙な部分が浮き彫りとなり、試合展開にも大きな影響を及ぼすことは必至。関係者によると、今後も実戦でのテストを経てブラッシュアップしていくという。
KWORLD3ジムの亀田大毅会長は「見ている人に分かりやすく見てもらうことが大事。10年、20年後には当たり前のシステムになるかもしれない。その歴史の最初の1ページになることは光栄です」と話す。今やスポーツ界にも次々と波が押し寄せる「AI技術」。ボクシング界も新たな歴史を迎えることになりそうだ。





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