[公開練習]2026.4.23
「95%見えた」を打ち砕け! 中谷潤人が井上尚弥攻略へ!
世界3階級制覇王者の中谷潤人(28=M.T)が23日、神奈川県相模原市内のジムで報道陣に練習を公開した。
中谷は、5月2日(土)、東京ドームで開催される「NTTドコモ presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」のメインイベントで、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(33=大橋)に挑戦。日本ボクシング史上最大の一戦に向けて淡々と拳を磨いている。
中谷は「パウンド・フォー・パウンド1位に近づけられるようなパフォーマンスを見せたい。32戦のキャリア、思いをぶつける」と静かに言い切った。その声量は決して大きくない。しかし、その一言一言には、これまで積み重ねてきたキャリアの重みと、自らの存在価値を証明する覚悟がにじんでいた。
注目のビッグマッチとあって、この日は100人以上の報道陣が詰めかけた。異様な熱気に包まれる中でも、中谷は終始落ち着きを崩さなかった。4月19日(日)に帰国し翌日から練習を再開。多少の時差は残るものの、コンディションは極めて良好だ。
「スパーリングパートナーにも恵まれて良い練習ができた。次戦が33戦目。自分のキャリアにとっても特別な試合になる。55000人を魅了するファイトを見せる」。淡々とした口調の裏に、"やるべきことはすべてやってきた"という確信がある。
ルディ・エルナンデストレーナーと勝利をつかみにいく
幼少期から指導するルディ・エルナンデストレーナーは「いつも言っているが、相手のパンチを警戒しながら、右と左、どちらを先に当てるかが重要。井上は非常に賢く、スピードもパワーもある。様々なシミュレーションをしているが、リングに上がってみないとわからない。ただ、勝利することがすべて。我々は勝ちにいく」と、王者への最大級の警戒と同時に、揺るがぬ勝利への意思を示した。
4月20日(月)の井上の公開練習で、大橋秀行会長が「中谷がどう出てくるか、9割方わかっている」と語った件について問われると、中谷は「それでいくんじゃないですか」と笑みを浮かべて受け流した。
さらに「左フックだけじゃなく、いろいろな武器を用意してきた。しっかりと見せたい」と語り、対策が一点突破ではないことを明言。総合力で勝負に出る構えだ。
会見後にはシャドーボクシング、ミット打ち、サンドバッグ打ちを各1ラウンド披露。ジム内は音楽も流さず、張り詰めた空気の中で黙々と体を動かした。
ミットでは右アッパーから左ストレートの鋭いコンビネーションを披露。サンドバッグでもリズム良く打ち込み、わずか3ラウンドでTシャツは汗に染まった。無駄のない動きと集中力の高さが際立つ内容だった。
この日は大橋ジム陣営が異例の5人体制で偵察。リング外でもすでに駆け引きは始まっている。
井上真吾トレーナーはすぐにジムを後にしたため、大橋会長が囲み取材に応じた。「動画で見るのと直で見るのでは違う」と5人で来た理由を説明、「足の筋肉のつき方を見ても厳しいトレーニングを積んできたのがわかる。左ストレート、左アッパー、すべてのパンチが怖い。体も大きくなっていて仕上がっている。お互い最高の状態でリングに上がるので楽しみ」と警戒を強めた。
そして最後にこう言い切った。
「今日の練習を見て95%は出方がわかった」。
日本ボクシング史上最大の決戦――。
その結末を決めるのは、読みか、それとも覚悟か。5月2日、東京ドームで全てが明らかになる。
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