[試合後会見]2026.4.3
谷口将隆が世界2階級制覇へ全力アタック! 難敵サンティアゴと激闘!

WBA(世界ボクシング協会)世界ライトフライ級7位・WBO(世界ボクシング機構)同級4位の谷口将隆(32=ワタナベ)が3日、後楽園ホールで開催された「TREASURE BOXING PROMOTION 12」のメインイベントでWBA・WBO世界同級統一王者のレネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ)に挑戦した。
序盤から緊張感のある駆け引きが続き、中盤には流れが大きく揺れる場面も。互いの経験と技巧、そして執念が交錯する濃密な試合となった。
初回、サウスポー谷口が左ボディストレートを差し込み先制攻撃。2〜3回、サンティアゴは打ち終わりに右ストレートを当てると、ラウンド終盤にパンチをまとめて見栄えの良いボクシング。5回、サンティアゴは右フックでダウンを先取。中盤、プレスをかける谷口に対し、サンティアゴは足とボディワークを駆使しながらリターン、手数で倍返しと見栄えの良いボクシングを展開。10回、谷口は左ボディで反撃に転じたが、11〜12回はサンティアゴは機動力を活かしてポイントを奪った。1〜7ポイント差をつけたサンティアゴがWBO王座2度目、WBA王座初防衛に成功した。
試合後、サンティアゴは「大変満足している。試合を組んでくれたプロモーターに感謝している」とコメント。「谷口はとても攻撃的で戦士だった。おかげでグレートな試合ができた。インテリジェンスと経験を活かして戦った」と、挑戦者を称えながら内容を振り返った。
「今はゆっくりと休みたい」
会見に同席したフェリックス・サバラプロモーターは「レネにはしっかり休養を取らせ、家族との時間を過ごさせたい」と今後について語った。
岩田翔吉(帝拳)との統一戦にも前向き
また、リングサイドで視察したWBC世界ライトフライ級王者の岩田翔吉(帝拳)との統一戦について問われると、サンティアゴは「今は休みたいが、将来的にプランが整えば日本で戦いたい」と前向きな姿勢を見せた。
一方の谷口は「序盤は予想以上に戦いやすさを感じていたが、振り返ると相手の作戦にハマっていたのかもしれない」と分析。「途中から楽に戦わせてしまった部分があった。打ち終わりに(パンチを)もらう場面もあり、効いてはいないが触られている感覚があった」と冷静に試合を振り返った。
「相手の作戦にハマったのかもしれない」
続けて「期待してもらったのに応えられず、申し訳ない」と語り、「今は頭が真っ白で、これからのことはまだ考えられない」と率直な心境を明かした。
小口忠寛トレーナーは「先入観を捨ててチャレンジャーらしく行ってもよかったが、当てさせてくれない上手さがあった」と王者の技術を認めつつ、試合内容を振り返った。
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