[インタビュー]2026.3.6
王者の現在地とその先。奈良井翼が語る防衛戦の意味
日本スーパーフェザー級王者の奈良井翼(26=RK蒲田)は、3月24日(火)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル152」において、同級1位の砂川隆祐(26=沖縄ワールドリング)を迎えて4度目の防衛戦に臨む。
2024年4月にタイトル奪取に成功した奈良井は、これまでハードマッチメークを勝ち残り、王者としての地位を着実に築いてきた。スーパーフェザー級1000万円トーナメント出場を熟考した末に回避。チャンピオンカーニバルをクリアし、さらなる高みを目指す。
王座奪取から2年。日本スーパーフェザー級王者として、確かな実績を積み上げてきた。一方で、その歩みは決して安泰な道ではない。ハードマッチが続く中で見せる冷静さと、「負けたら終わり」と語る率直な恐怖心。その両方を抱えながら、王者はなお前へ進もうとしている。
挑戦者の勢いと圧力を警戒しつつも、視線の先にあるのは日本王座のその先だ。1000万円トーナメントを回避し、世界への最短距離を選んだ理由。その決断の裏側に、26歳の王者が抱く野心と覚悟がにじみ出た。
■砂川選手の印象を教えてください。
奈良井 動画を見ていますが、意外と良いジャブを打ちます。全体的にパンチ力があるので、触らせるとブンブン振ってきます。常にプレスをかけてきますね。振りが思い切り良くて速いですよね。
■砂川選手も、そこまで身長が高いわけではないですね。
奈良井 前戦、同じ興行で試合前のリングチェックが同じタイミングだったので見たのですが、向こうの方が(身長は)高いですが、「デカいな」と思うほどではないなと思いました。
■これは聞かないといけないのですが、スーパーフェザー級1000万円トーナメントに参戦しなかった理由を教えてください。
奈良井 ほかのチャンピオンが出ないと聞いて、それなら自分としては面白くないな、と思ったからです。1年間、防衛戦が続くだけじゃないですか。防衛もしつつ、ほかのベルトも狙えたらいいのですが。OPBFもWBO-APもランキング1位なので、そっちにも目を向けていけたら。波田選手(波田大和=OPBF東洋太平洋王者)も齋藤選手(齋藤麗王=WBO-AP王者)も世界ランキングに入っていますが、自分だけWBC20位じゃないですか。会長と何日も話し合って(出場しないことを)決めました。1000万円も魅力ですが、自分としては早く世界チャンピオンになりたい。
■2年にわたり日本タイトルを守っていますからね。
奈良井 意外と(笑)。今、言われて気が付きました。良い意味でも悪い意味でも長いですよね。しかし、先のことは考えず、砂川選手に勝つことです。
■スーパーフェザー級トーナメントに出場している選手は、砂川選手が勝って、そのベルトを懸けて戦いたいでしょう。
奈良井 そうでしょうね。そんなのは絶対にさせませんよ。
続きはインタビューへ
シェアする
LINEで送る
// google adsence
if(empty($_SESSION['login'])){
//echo $googleAdsense_multiplex;
//echo $googleAdsense_infeed;
}
?>