豪華スパーリングが実現!!

　6日、後楽園ホールで開催された「BOXEO RUNWAY Vol.6」のメインイベント前に、大橋ジムが誇る"四拳士"が登場し、特別公開スパーリングをおこない会場を大いに盛り上げた!!

　まずリングに上がったのは、昨年の大晦日、2度目の世界挑戦でWBA世界フェザー級王者カバジェロに挑むも判定で惜敗、しかし3度目の正直で頂点を目指すWBA世界フェザー級8位"バズーカ"細野悟と、ここまで日本スーパーフェザー級王座3度の防衛に成功、来る4月23日にV4戦を控える"豪腕"岡田誠一が対峙した。
　一撃必倒の拳を宿す両雄は、足を使うことなく距離を詰め、積極的にワンツー・左ボディ・左フックを繰り出すと、観客は"重み"のあるパンチの交換に驚きの声を上げていた。
　スパー終了後、細野&岡田がボクシングモバイルに同門対決の感想を語った。

■WBA世界フェザー級8位
細野 悟(大橋)
「久し振りのホールでしたが、やっぱり良いですね(笑)。相手も岡田さんで面白かった。8オンスならもっと楽しかったと思う。これから3度目のチャンスをもらえるよう頑張ります。次こそは"世界"を獲ります!!」

■日本Sフェザー級王者
岡田 誠一(大橋)
「気持ち良かったですが、正直どこまでやって良いのか微妙でした(笑)。チャンカンで防衛戦が控えていますが、今回は"倒す"とは言わず、最高の試合をします!!」

　続いての豪華スパーは、統一戦実現に向けてその動向に注目が集まる、WBA世界ミニマム級王者"音速の拳"八重樫東と、日本王座初挑戦を虎視眈々と狙う日本ミニマム級2位"フェニックス二世"原隆二の先輩・後輩対決が実現。
　後輩・原がスピードで果敢に攻め込むが、先輩・八重樫はプレッシャーを掛け、原にロープを背負わせ"音速の拳"を浴びせると、場内は大歓声に包まれた。八重樫が世界王者の貫禄を見せつけ、原を終始翻弄した。
　先輩・後輩対決終了後、八重樫&原がメッセージを送った。

■WBA世界ミニマム級王者
八重樫 東(大橋)
「スパーを喜んでもらえたら嬉しいです。そろそろ"統一戦"に向けて出発進行と行きましょう!!井岡君、この戦いは運命だと思いますよ。一緒に日本のボクシング界を盛り上げよう!!」

■日本ミニマム級2位
原 隆二(大橋)
「先輩とのスパーは緊張しました(笑)。やっぱり八重樫さんは強いです!!今年は一戦一戦確実に勝って"日本王座"を獲ります。応援お願いします」

　2012年、大橋ジム"四拳士"には再起・防衛・統一戦・初挑戦とそれぞれにテーマが課せられている。
　そして彼等の戦いがリングの話題を独占するといっても過言ではない!!