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シルバーに染めたヘアスタイルで登壇した吉良は、「目を合わせた時にいい人だなと思った。結構好戦的で、ザ・メキシカンというイメージ」と、激闘型のイバンとの対決を心待ちにした。今回は階級を一つ下げて戦うことには、「ライトフライ級では初めてだけど、練習に支障が出ないで体重が落ちた。特に変わったことはしていないが、ボクシングの質を上げるためにコツコツ基礎や課題に取り組んだ」と、トレーニングを振り返った。
軽量級は無名の強者が多い!
WBA世界挑戦者決定戦だが、この試合の発表後に高見亨介(23=帝拳)からレネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ)にベルトが移ったが、「気持ちは何にも変わらない。統一戦だったのでレベルが高かった」と、WBO世界王座に就いていたサンティアゴが2団体統一に成功したことにも、気持ちの変化はなかったようで、「軽量級は、あまり知られてないけど強い選手が多くて侮れないので、過大評価して、試合に臨んだ方が安全だということが勉強になった」と、改めて、世界水準が、日本と同様かそれ以上に高くなっていることに警戒心を強めた。
大一番を迎える前日も疲れた様子もない吉良は、「世界挑戦が遠い(目標だった)時は、最速で取りたいと思ったが、直前になるとガルシアに勝つだけ」と、明日の試合に集中した。その上で、「二人で世界を獲るのもいいじゃないですか。夢ですし、自分が盛り上げて、井岡さんにつなげられたらと思っています」と、ダブル世界挑戦者決定戦のメインを飾る同門の先輩、井岡一翔(36=志成)との競演に目を輝かせた。
佐々木修平会長は「初のライトフライ級だが、万全に仕上がった。世界ランカークラスと、毎回課題を持っていい練習ができた」と、吉良の仕上がりに太鼓判を押した。

ガルシア・ペドラサ・トレーナーは、「いい練習できた。いい選手とはいい試合ができる」と、グッドマッチを期待した。

■予備検診結果
▼WBA世界ライトフライ級挑戦者決定戦
▼吉良大弥(22=志成)
▼体温 : 36.1℃
▼脈拍 : 68/min
▼血圧 : 119/80mm/hg
▼体重 : 48.8kg
▼イバン・ガルシア・バルデラス(24=メキシコ)
▼体温 : 35.7℃
▼脈拍 : 50/min
▼血圧 : 147/63mm/hg
▼体重 : 48.3kg

■試合オフィシャル
▼レフェリー
・池原信遂(日本)
▼ジャッジ
・田中浩二(日本)
・飯田徹也(日本)
・岡庭健(日本)
▼立会人
・ホセ・ゴメス(パナマ)







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