[記者会見]2025.12.25
寺地拳四朗が静かな闘志で世界再挑戦へ!
IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフライ級タイトルマッチの記者会見が25日、サウジアラビア・リヤドの「Global Theatre Boulevard City Riyadh」で行われ、王者ウィリバリド・ガルシア・ペレス(35=メキシコ)と同級6位の寺地拳四朗(33=BMB)が、決戦に向けた覚悟を示した。
試合は12月27日(土)、サウジアラビア・リヤドのモハメド・アブドゥー・アリーナで開催される「THE RING V:NIGHT OF THE SAMURAI」で行われ、Lemino PPVにてライブ配信される。
異国サウジアラビアの地で迎える大一番。経験と覚悟を胸に、拳四朗は世界王座奪還へのカウントダウンを始めている。
拳四朗は23日に行われたグランドアライバル(選手が現地入りした際に行われる海外の恒例イベント)同様、サウジアラビアの民族衣装で登場。今回は白の長衣に黒の上着を羽織り、「同じでは面白くないでしょ」と柔らかな笑顔を見せつつも、雰囲気は終始引き締まっていた。
英マッチルーム社のエディ・ハーン・プロモーターが会見後の囲み取材で「拳四朗は絶対に勝たないといけない試合」と語ったことを伝え聞くと、「そう言ってもらえるとすごくうれしいし、モチベーションも上がる。絶対に勝ちますよ」と力強く言い切った。
会見後のフェイスオフでは、ガルシアが一歩踏み込むと、拳四朗も一切視線を外さず、20秒以上にわたるにらみ合いに。「かましてきているなと思った。でも握手したら低姿勢で、良い人だなとも思った」と冷静に振り返った。
初の海外試合ながらコンディションは上々だ。「めちゃめちゃ環境が良くて調整しやすい。汗も簡単に落ちるし、ストレスもない。リミットまで残り1kg」と順調さを強調。世界3階級制覇に向けて視界は開けている。
「勝ってバムと戦う」拳四朗
さらに「ここで勝って次につなげる。バムとは絶対に戦いたい。勝ってチャンスをつかむ。これまでで一番モチベーションが高い。勝つことを約束しますよ」と、世界スーパーフライ級3団体統一王者ジェシー・バム・ロドリゲス(25=米)との将来的な統一戦も見据え、強い決意を口にした。
一方、初防衛戦に臨む王者ガルシアは「私は勝つためにここに来た。準備は万端だ。ノックアウトする」と短い言葉に闘志を凝縮。静と動が交錯する会見となった。
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