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[前日計量]2025.12.17

五輪代表の挑戦森脇唯人が最速タイ記録を懸け大一番

五輪代表の挑戦森脇唯人が最速タイ記録を懸け大一番

OPBF・WBO-APスーパーミドル級2冠戦

 東京五輪日本代表でOPBF東洋太平洋スーパーミドル級3位、WBOアジアパシフィック同級7位の森脇唯人(29=ワールドスポーツ)が17日、都内ドームシティ内blue-ing!(ブルーイング)で前日計量に臨んだ。森脇は明日(18日)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル147」のメインイベントで、OPBF東洋太平洋とWBOアジアパシフィック同級2冠王者のユン・ドクノ(30=韓国)に挑戦する。

 アマチュアでは118戦92勝26敗という圧倒的な戦績を残し、史上4人目となるA級プロテストに合格。今年6月にプロデビューを果たすと、わずか2戦目でアジア王座挑戦という異例のスピード出世を遂げた。

 この一戦に勝利すれば、日本人最速タイ記録での王座獲得となる。五輪代表として培った実力と経験を、プロのリングで一気に証明する舞台が整った。静かに計量を終えた森脇が、歴史に名を刻むか。注目のゴングは目前だ。

森脇唯人(ワールドS)76.0kg

 76.0kgで計量をクリアした森脇は「10月20日から11月10日まで米国ロサンゼルスでスパーリング合宿を敢行。WBO世界Sミドル級3位のディエゴ・パチェコ(米/25戦25勝18KO)とスパーリングした。テクニックがあり重たい選手とのスパーリングで手応えを感じている。この環境を作ってくれた会長に感謝している」とコメント。
 

ユン・ドクノ(韓国)75.7kg
 アジア2冠王者のユン・ドクノは75.7kgで計量を終えると、「相手は体が強くて上手いタイプ。いつも最後の試合のつもりで戦っている。明日の試合も勝つ」と自信を見せた。
Let’s go!

 大きな期待を背負う森脇は、10月20日から11月10日まで米国ロサンゼルスでスパーリング合宿を敢行。WBO世界Sミドル級3位のディエゴ パチェコ(米/    25戦25勝(18KO)ともスパーリングをするなど、準備を進めてきた。「テクニックがあり重たい選手とのスパーリングで手応えを感じている。この環境を作ってくれた会長に感謝しています」と、齊田竜也会長には、結果で恩返しすることを誓った。

齊田竜也会長に感謝した森脇唯人

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