[記者会見]2025.12.15
高見亨介vsサンティアゴ! ライトフライ級王座統一戦。両王者が静かに火花
WBA(世界ボクシング協会)・WBO(世界ボクシング機構)ライトフライ級王座統一戦の記者会見が15日、東京ドームホテルで行われ、WBA王者の高見亨介(23=帝拳)とWBO王者レネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ)が顔を合わせた。
試合は12月17日(水)、両国国技館で開催される「U-NEXT BOXING.4」で実施される。若き王者と、円熟味を増した王者。ライトフライ級階級最強を決める一戦に、会場には張り詰めた空気が漂った。
先にマイクを握った高見は「すごく良いコンディションで、やっとこの日が来たという気持ち」と率直な心境を語り、対戦相手については「クレバーで、相手に対してリスペクトを持った選手」と高く評価した。
この統一戦は、サンティアゴが高見のSNSに対戦要求のダイレクトメッセージを送ったことをきっかけに交渉がスタートした。サンティアゴは「メッセージを送ったのは事実だ。高見がタイトルを獲ったので、年内に組んでほしいとプロモーションに頼んだ」と舞台裏を明かし、「高見は若くして世界チャンピオンになった素晴らしい選手。好戦的なボクサー同士によるグレートな試合を見せたい」と自信をのぞかせた。
壇上に並べられたWBOのベルトに視線を向けた高見は、「さらに獲りたくなった」と本音を吐露。「当日、向き合って戦い方を決める。プランAのままで戦うのが理想だが、どんな状況になってもいいように準備してきた」と、柔軟な試合運びを示唆した。
公開練習で4ラウンド以内でのKOを宣言した高見に対し、帝拳ジムの浜田剛史代表は「4ラウンドまでにノックアウトすると言っているので、それまでは黙って見ていたい」と全幅の信頼を寄せた。
その言葉を受けた高見は「4ラウンドを過ぎたら、何を言われるか不気味ですね」と苦笑いしつつ、「これまでも何が何でも倒しに行こうとして、うまく行ってきた。相手が前に出てくるのか、足を使うのか分からないが、どんな展開でも対応できるように戦う」と決意を新たにした。
両者の意思によって実現したライトフライ級王座統一戦。KO宣言の高見か、老練なサンティアゴの読みと修正力か。
試合の主導権がどちらに傾くかは、わずかな判断と一瞬の攻防で決まる。両国国技館で行われる一戦は、ゴングが鳴った瞬間から、目を離すことはできない!
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