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[囲み取材]2025.11.29

粟生隆寛トレーナーが那須川天心、中野幹士と反省会

粟生隆寛トレーナーが那須川天心、中野幹士と反省会

 元世界チャンピオン5名と日本連盟所属マスボクシングチャンピオン5名による特別対抗戦が29日、ひがしんアリーナ(墨田区総合体育館)で開催された。

 元世界2階級制覇王者で、帝拳ジムのトレーナーを務める粟生隆寛氏が、指導する那須川天心(27=帝拳)と中野幹士(30=帝拳)について言及した。

 那須川は24日に行われたWBC世界バンタム級王座決定戦で井上拓真(29=大橋)に判定負けを喫し、王座獲得ならず。また、セミファイナルのIBF世界フェザー級挑戦者決定戦で中野も敗戦。試合後に3人で食事へ行き、「また頑張ろう」と反省会をしたことを明かした。

「自信を持っていくことが大事」
 粟生氏は那須川が敗れた試合内容について、ゆっくり言葉を選びながら振り返った。「井上拓真という世界を2回獲っている選手の気持ちを感じた。3ラウンドに急に変えられる器用さと対応力があった。天心が戸惑ったところを突かれた。1〜2ラウンドの展開を続けたかったが、相手の方が一枚上だった。自信を持っていくことが鍵」。
前向きな反省会が行われた
 反省会では重い空気だけではなく、前向きな意見が交わされていたようだ。「(那須川は)多少はう〜んと考える場面もあったが、基本的には前向きなやつなので、前向きな話だった」。
「このままでは終わらせない」
 今後については、しばらく休養期間に充てる予定だが、粟生氏は天心の性格を踏まえた上で、早期の再始動にも含みを持たせた。「しばらく休むことになるが本人は動きたいでしょうから、会長と相談したい」。

 「経験の言葉だけでは片づけられない。良い教訓としてこのままでは終わらせない」と一度の敗戦を単なる経験として処理するつもりはないと語気を強めた。
対抗戦は3-2で元世界王者チームの勝利
 この日の対抗戦では、粟生氏のほかに元WBC世界フライ級王者の内藤大助氏、元WBA世界スーパーバンタム級王者の下田昭文氏、元WBA世界スーパーフライ級王者の飯田覚士氏、元WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏といったレジェンドが参加、さらに元WBC世界スーパーライト級王者の浜田剛史氏が監督を務めた。

 対抗戦は3-2で元世界チャンピオンチームが勝利し、イベントは華やかに幕を閉じた。
山中慎介氏が大トリを務めた

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