[前日計量]2025.11.15
ユース王座戴冠はどちらだ? 若武者2人が闘志!
日本ユース・スーパーフライ級王座決定戦の前日計量が15日、金沢市内で行われ、日本同級14位の村田碧(21=松田)と、森脇龍星(21=KWORLD3)が静かに闘志を燃やした。
第6代チャンピオンを決める大一番は、明日16日、石川県産業展示館3号館で開催される「拳の嵐」のセミファイナルで実施。試合の模様は、YouTube「sakanaチャンネル」でライブ配信される。
スーパーフライ級リミットを100g下回る52.0kgで計量をパスした村田は、冷静そのもの。「思っていたより(森脇は)大きくなかった。あとは練習してきたことを出すだけ」と自然体を強調した。続けて「スピードと距離感では負けていない。試合をコントロールして、勝ちに徹する。倒すことにはこだわらない」と、勝利のために徹底した試合運びを貫く構えを見せた。
「勝ちに徹する」
一時はランキング10位にいたが、試合間隔の影響で14位まで後退。それでも「明日はしっかりとベルトを獲って、ランキングを上げたい」と静かな決意を口にした。
対する森脇は、リミットの52.1kgで計量をクリア。計量後は相手と目を合わせず「いつものことなので」と、淡々とした表情を崩さなかった。
「不利予想を覆す」
だが胸の内は熱い。「明日の試合は本当に楽しみ。不利予想をひっくり返す。もちろん倒しにいく」と、堂々とKO宣言。大阪から乗り込んだ21歳が、敵地で一気に名を上げるつもりだ。
過去には高山涼深(29=ワタナベ)、現日本スーパーフライ級王者の山口仁也(25=三迫)と、後に日本王者となる逸材が巻いてきた日本ユース・スーパーフライ王座のベルト。
その第6代チャンピオンの座をつかむのは、冷静沈着に勝機を計算する村田か。あるいは、不利予想を跳ね返しKOを狙う森脇か。21歳同士の若き才能が激突する金沢のリング。未来の日本を背負う新星は、果たしてどちらだ――。
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