[前日計量]2025.11.8
大阪が熱くなる! 西軍代表決定の主役を狙う若き拳
新人王西軍代表決定戦の前日計量が8日、大阪市内のジムで行われ、出場選手たちが一堂に会した。決戦は明日(9日)、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第2競技場)でゴングを迎える。
バンタム級5回戦では、光富元(23=六島)と西部日本新人王MVPの手島和樹(28=ミサイル工藤)が対戦する。
最初に計量を済ませた光富は、リミット53.5kgジャストでパスした。「2日前で残り1kg。問題なく落とせた」と仕上がりの良さを強調した。
「精度とスタミナで上回りたい」
対戦相手については「パンチが強く当て勘がある。勢いもある」と分析しつつ、「パンチをもらわずに精度とスタミナで上回る。5ラウンドを戦い抜いて勝つ」と気迫を見せた。
日本大学ボクシング部で基礎を固め、卒業後は大阪の名門六島ジムへ。武市晃輔トレーナーの下で力を蓄え、「勝って後楽園ホールに立ち、強くなった姿を見せたい」と目を輝かせた。
一方、全勝KOの手島は53.3kgで計量をクリア。「いよいよだなという気持ち。覚悟は決まった」と静かな闘志を語った。
「緩急を意識して戦う」
「相手は丁寧でディフェンスが上手い。力むと相手の思うツボ。緩急を意識して戦う」と冷静。全勝(全KO)でも「KOにこだわりはない。判定で勝つつもりで戦う」と地に足のついた構えを見せた。
キックボクシングから転向し、ここまで全試合を2ラウンド以内で終わらせてきた九州のホープが、大阪のリングで存在感を示す構えだ。
スーパーバンタム級5回戦では、西日本新人王MVPの市原涼(23=黒潮)と川添仁(23=黒崎KANAO)が拳を交える。
市原は200gアンダーの55.1s、川添は400gアンダーの54.9sで計量を終えた。
全勝KOの市原は、「これまでKOにこだわったことはない。デビュー戦でセコンドに就いてくれた宇宙さん(同じジムの先輩、福永宇宙)から『力を抜いた方が倒せる』とアドバイスをもらって、自然と倒せている」と語った。「相手はフィジカルが強い。どう捌くかがポイント。効かせたら倒しにいく」と戦術を描いた。
「KOにこだわりはない」
さらに、「後楽園ホールはテレビや配信でしか見たことがない。勝って東京へ行きたい」と意気込みを示した。高知発のハードパンチャーが、全国区へ名乗りを上げる準備は整っている。
対する川添は、「相手から強そうなオーラを感じた。会ってより気合いが入った」と闘志を燃やした。「持ち味を消してプレスをかける。評価の高い相手に勝って後楽園ホールへ行く」と力強いコメントを残した。
「相手の持ち味を消す」
小学3年から大学2年までラグビーに打ち込んだ川添。鍛え上げられたフィジカルで、市原に挑む。
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