試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
愛媛県内で17年ぶりに開催された5日のボクシング興行「伊予の陣〜愛媛から世界へVol.1〜」で、地元出身のボクサーたちが地元ファンの声援に熱い激闘で応えた。メインイベントを任されたのは、鎌田真央(30=升田)。2ラウンドにダウンを奪うと、韓国出身のイ・ウンヨンと最後まで、打ち合いを続けて判定勝利を挙げた。

約50人からなる円陣を組んで出撃した鎌田真央は試合後、リング上のフラッシュインタビューで「とっても疲れました。負けられないプレッシャーを感じながら、練習してました。会長に教えてもらったことをイメージしながら練習してきました。12月も試合をするんですけど、しっかり勝って、ゆくゆくはタイトルに挑戦したいです」と、地元の声援に笑顔で答えた。

地元ファンの前で、プロデビュー戦をTKO勝利で飾った日野吏輝(18=升田)は、リング上の勝利者インタビューで「負けたくないなと思いました。勝ててよかったです。1ラウンドの後半で体力が切れて、会長に負けるぞと言われて、頑張りました。体力をいっぱいつけたいです」と、笑顔を見せると、「世界チャンピオンになるために、もっともっと練習をしていきます」と、抱負を語った。ボクシングモバイルの取材にも応じた日野は、来年の新人王を目指すことを明かした。

大川悠真(30=升田)は、勝利者インタビューで、「判定が割れてしまった(最終結果を聞くまで)ヒヤヒヤした。ほとんどのボクサーは、仕事しながらボクシングを頑張ってて、(医師の)自分が特別だとは思ってない。でも、みんなに支えてもらっていて、感謝の気持ちでいっぱいです。娘が今月産まれるんですが、妻が減量にも付き合ってくれて、感謝してます。次の目標は、かっこいいパパになることです。4年間、(減量のため)ケーキとかも食べられなかったが、(支えてくれて)ありがとう」と、愛妻家のパパの顔に戻っていた。

お隣の高知県から遠征してきた山川倖平(22=黒潮)は、勝利者インタビューで「始まってみたら、あっという間。トレーナーとやってきたことを出し切った。もっと殴られずできた。来年は全日本新人王を目指して頑張ります」と、来年の飛躍を誓った。

山川と同じく、高知から乗り込んできた川ア一斗(19=黒潮)は、初勝利を挙げると、「色んな人の顔が浮かびました。自分だけの勝利じゃなかった。量も質も上げてきたのが、自信になった。すごく高いとこまで行きます」と、サポートしてくれたファンと関係者に感謝の気持ちを伝えた。




スゴ得版ボクモバで見る







