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[記者会見]2025.9.26

ワチュク・ナァツが初防衛戦!無敗の挑戦者・緑川創と激突

ワチュク・ナァツが初防衛戦!無敗の挑戦者・緑川創と激突

OPBF東洋太平洋Sウェルター級王座戦

 OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級タイトルマッチの記者会見が26日、東京ドームシティ内blue-ing!(ブルーイング)で行われ、王者のワチュク・ナァツ(28=八王子中屋)と挑戦者で日本同級10位の緑川創(38=EBISU)が意気込みを語った。

 試合は、11月27日(木)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING146」で行われる。

「無敗記録に土をつける」
 7月の王座決定戦で戴冠したナァツは、今回が初防衛戦。「初防衛のプレッシャーはなく、自分の仕事をするだけ。緑川選手は左右田(泰臣)選手と同じジムなので、研究してくると思うが、前回とは違う姿を見せる。11月27日は相手の無敗記録にKO負けをつける」と自信をにじませた。
ナァツがKO宣言!
 さらにナァツは、この試合に向けて9月21日から東京・檜原村で走り込み合宿を敢行。山道を走り込み、足腰とスタミナを徹底強化してきた。「自分が確実に上回っているのはボクシングのキャリア。キック出身の選手は打たれ強いが、その上でKOする」と力を込めた。
キックボクシングから転向5戦目でタイトル挑戦
 一方、プロボクシング転向後4戦全勝(3KO)の緑川は、元キックボクシング世界王者という異色のキャリアを持つ。今回がボクシング転向後わずか5戦目でのタイトル挑戦となる。

 「左右田君には彼のボクシング人生があるので自分とは違う。なるべく早くタイトルマッチがしたかったので、来るべくして来たチャンス。格闘技を含めたリングに上がった経験値は自分が上回っている。ボクシングの難しさを痛感しているが、試合ごとにアジャストしてきた」と挑戦への手応えを語った。
Leminoでライブ配信
 初防衛を狙うナァツの本格派ボクシングか、それともキック世界王者から転向し急成長を遂げる緑川の勢いか。キャリアと勢いが激突する注目の一戦は、後楽園ホールのリングで火花を散らす。

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